イングリッシュブートキャンプ:由美です。

リスニングが苦手、というのは日本人英語学習者の永遠の悩みですね。

リスニングはまあまあでも、話すのは苦手、気を付けて話してもネイティブに何度も聞き返される・・・という人もいるでしょう。

その原因は「LやRといった子音」ではなく、実は母音にあったりします。

英会話

日本語は英語と比べて母音の種類が少ない

私たち日本人は、とにかく英語の音で、苦労しがちですね。
リスニングが苦手だ、という人は本当に多いです。
もちろん、英語ネイティブでない私も同じで、リスニングには苦労させられました。

日本人が苦手な音というと、LやRといった、子音のイメージが強いと思います。
こういった英語独特の音は、私たち日本人にとっては、ハードルが高いのは事実です。
けれども子音と同様に、もしくはそれ以上にやっかいなのが、実は母音なんですね。
イングリッシュセントラルという、英語学習サイトが発表した、日本人英語話者が苦手な音トップ3にも、母音がランクインしています。

母音を正しく認識していないせいで、簡単な単語やフレーズが、聞き取れない。
また、ネイティブに聞き返される。
そういうパターンが、非常に多いのです。
というのも、日本語の母音は、たった5つしかないからです。
それに対して、英語の母音は基本母音だけで13、R母音を含むと20を越えます。

日本語の感覚だと「あ」で済んでしまう音が、数種類あります。
たとえば、hotとhutはどちらも「あ」に近い音に聞こえるため、私たちは「ハット」と認識してしまうんですね。
また、heartも「ハァと」と聞こえるし、hatも「ハット」となってしまいます。
ネイティブからすると全部違う音ですが、私たち日本人の耳には、全部同じ「あ」になってしまうのです。

母音を制す者はリスニングを制す!

私たち日本人英語学習者にとって、母音がどれほど曲者か、音声で解説しました。



母音って、案外やっかいでしょう(^ ^;)

なんといっても、スペルがまちまちなんですよ。
日本語は「あ」と書かれてあれば、どういう単語のなかでもすべて「あ」と読みます。
けれども英語はそうではありません。
英語には「あいまい母音」というのがあって、これらは私たち日本人にとって、鬼門とも言えるもの。
こういった母音を、正しく認識していないと、単語レベルですでに聞き取れない、という憂き目に、合ってしまうんですね~

ところで、昔の日本人は耳で聞いたものを、そのままカタカナ表記してたんですね。

liver:レバー
digital:デジタル
American:メリケン
machine:ミシン
all right:オーライ
Hepburn:ヘボン

母音をローマ字読みしない。

これを徹底することで、英語のリスニングは、飛躍的にアップしますよ。
まずは、個々の音を、きちんと理解するようにしましょう。
そんなに難しいことでは、ありません。
あなたの頭の中にある、いわゆる“固定概念”を、取り払えばいいだけです。
固定概念とは、I=イ、O=オ、といった思い込み(ローマ字読み)です。

このブログでは、何度も繰り返し述べてきていることですが、アルファベットとローマ字は別物です。
英語をローマ字読みする癖を、取り除きましょう。
昔の日本人のように、ちゃんと自分の耳で、聴くようにしましょう。

音にはルールがあります!

当然のことながら、発音にはルールがあります。
文法を知らないと、文章が理解できないのと同じで、発音のルールを知らないと、英語を聞き取ることは、できません。

『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、個々の母音や子音はもちろんリエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるようにまとめられています。
特に重要な喉発声と、基本母音に関しては、Yumiが動画で解説しています。

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語学の基本は発音から。

あなたも、一度発音の基礎からやり直してみてはいかがでしょう?

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