どうも。イングリッシュブートキャンプ:由美ですo(^-^)o
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さて、こんな看板を見つけました。
この矛盾に、あなたは気付きましたか?
illiterate とは、“文盲(もんもう)の”という形容詞です。
以前、この言葉を説明した時、そもそも“文盲”という日本語を知らない人が、
結構たくさんいるという状況に、驚いたことがあります。
それほど、日本は識字率が高い国で、文盲率が低いということの表れなのでしょうね。
字が読めない? 文字が書けるようお手伝いしますよ
という看板なんですね、これ。
え、ちょっと待ってくださいよ。
この看板が読める時点で、文盲じゃないんですよ(苦笑)
ちなみに、illiterateの名詞形が、illiteracyですね。
で、もちろん言葉通り、文盲(非識字)という意味もありますが、
転じて、“無学”という意味もあります。
最近日本語でもよく耳にする、リテラシーというのは、literacyのことです。
これに否定の接頭辞、“il”がついてるわけですね。
否定の接頭辞“il”がつくパターンは、illegal(非合法の)などにも、見られます。
関連語として、literature(文学)、literally(文字通りに、まさに)なども、
よく使うので、一緒に覚えてしまいましょう。
特にこの、literallyは、口癖のように言う人がいますね。
発音が難しく、日本人泣かせの単語です。
私は、思いっきり苦手です(笑)
リダクションしまくり、舌の動きがアクロバティック、というパターンなんです。
響きは、あえてカタカナで書くとすれば、リルルリィという感じですねぇ・・・
これがスッと言えると、ネイティブ度はかなり高いですよo(^-^)o
以上、矛盾した看板のお話でした。
関西ブートキャンプ、参加者募集中!!
いよいよ開催まで、あと2週間を切りました!
まだ、お申し込みいただけますよ~。
日時は、6月16日(土)13:00-18:00 17日(日)13:00-18:00
二日間で10時間のインテンシブコースです。
開講場所は、大阪市住之江会館(地下鉄四つ橋線/住之江公園駅から徒歩約5分)
成人学習者であれば、どのレベルの方でも参加いただけます。
受講料は、38,000円
17日の夜は、ちょっとした懇親会も予定しています。
参加希望の方は、
①お名前
②ご住所
③お電話番号(携帯番号)
④懇親会参加の有無
を明記の上、「関西ブートキャンプ参加希望」と件名に書いて、メールにてお申し込みください。
メールアドレスはこちら⇒info@englishbootcamp.jp
あなたの参加を、お待ちしております~♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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無茶な看板
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彼女のインタビューを以前チェックしていた時、かなり使ってました。
その時は、「文字通り」の意味しかしらなかったので、全然文字通りじゃないのに大げさだなぁと思ったものです。
でもお蔭で、ただ強調したいだけだったんだとわかった、思い出の単語です。
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>イギリス英語学習者ルバトさん
これ、頻発する人っていますよね。
ホント、マジで、本当に・・・みたいな感じでしょうかね。
文字通り、大げさですね(笑)
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由美さんが、「literally」の発音が苦手だというのは
信じられないのですが・・・
私はカタカナで「メリルリンチ」というのがが苦手
です。英語の「Merrill Lynch」の方が言い易いです。
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>Yoshiさん
いえ、ホントに苦手です。
あと、Little Italyも言いにくい。
リルリルリ、みたいな感じですよね。
メリルリンチは、確かに日本語のほうが舌噛みそうですね(^_^;)
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Adult Literacy Programの中で仕事をしているので、この記事は目を引きます。確かに、「んな無茶な」と言いたくなる広告ですよね、識字力の無い人の家族とか友人が、本人に勧めない限り・・。
最近は、自分の周辺で、illiterateという語は殆ど聞きません。下に記しているPre-literateとかEmergent Reader, (Low Level) Literacy Level Learnerなどという言い方を聞きます。(同様に一般の人たちがillegal immigrantsと言う一方、一部では、 undocumented immigrantsという言い方が好まれるように、です。)
識字力の成人教育といっても、ネイティブスピーカー(この場合英語)向けと、ノンネイティブスピーカー向けとがあります。もちろん指導法も違ってきます。
ノン・ネイティブの、識字力の無い学習者も3-4タイプあって、学習者がどのタイプに属するかによって、指導方法も違う対応が必要になってきます。母国語自体に書き言葉がない場合、母国語に書き言葉があっても戦争などの理由で教育機会が閉ざされたり、経済的理由で学校教育が受けられず全く読み書きができない場合などです。あとは母国語に書き言葉があっても、ヨーロッパ言語のアルファベットを使用しない場合(日本語もこれです)ため、英語の読み書きが出来ない場合もあります。 (Pre-literate, Non-literate, Semi-literate, Non-roman alphabet literateみたいな分け方をすることがあります。) 自国語に書き言葉がない人々の場合、書き言葉の意義が先ず分かっていない場合があります。それに、クラス内で期待される反応とか行動が身につくのにも時間がかかることがあります。例えば指導者の後に声に出して繰り返してみたり、ペアで練習したりといったことなど、です。
いずれにしても、識字力があるっていうことは、powerだと思います。
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>dezizさん
最近、まるで言葉狩りのように「こういう言い方はやめて、こう言おう」みたいなのがありますね。
特にアメリカは、人権意識が高すぎるためか(苦笑)、そのパターンが多いように思います。
なんちゃらchallengedとか、私からするとかえって不自然だと思うのですが。
日本にもその傾向は輸入されていて、古い言葉が消えつつあります。
文盲という言葉も、盲という漢字がつくので避けられるんでしょうね。
日本は江戸時代から寺子屋とかあって、庶民でも文字が書ける人が普通にいました。
読み書きそろばんは、商人ならみな仕込まれる。
人口の9割近くが商人だった浪速(大坂)の場合、ほとんどの人が文字が読めた。
江戸の中心地なんかも同じ状態で、だから“かわら版屋”が儲かったんですよね。
庶民が文盲だったら、かわら版なんて買う人いないですから。
海外に行くと、そういう歴史的なギャップを感じることがありますね。