イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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ちょっとした、ビジネス英語のお話。

最近、消費者のショールーム行動が、小売業者にかなりのダメージを与えている、というニュース。
この“ショールーム”って言葉、私は結構最近になってから、聞くようになった気がします。
昔は、こういう表現は、なかったような・・・

では、ショールーム行動、ショールーミングとは、なんでしょう?

Showrooming is the practice of examining merchandise in a traditional brick and mortar retail store without purchasing it, but then shopping online to find a lower price for the same item.

これは、ウィキペディアの説明です。

merchandise とは、商品のこと。
merchantは、商売人ですね。
Merchant of Venice(ヴェニスの商人)、これは知っている人も、多いでしょう。

で、traditional brick and mortar retail store とありますが、
brick and mortarとは、そのまんま「煉瓦とモルタル」です。
煉瓦とモルタル(セメント)でできた小売店、つまり、ネットショップではない、
物理的にそこに存在するお店、という意味で使われるフレーズです。

ショールーミングとはつまり、小売店で商品を見て回り、そこでは買わずに、
オンラインで安く買う行為のことを、言うんですね。
お店なのに、まるでショールームのような扱われ方をしている、ということでしょうか。
これは、ここ数年、顕著になって来た消費者の行動で、そのせいで小売店が打撃を受けているのです。

私は以前、外資系出版社に勤めていましたが、その当時からこの問題は、深刻でした。
アマゾンが台頭してきていたからです。
まだ、日本人にはそれほどメジャーではありませんでしたが、外国人はみな普通に利用していました。
紀伊国屋などの洋書店で、欲しい本を探し、中を見てチェック。
ISBN(国際図書番号)をメモし、自宅に帰ってからPCでアマゾンにアクセス、そこで購入。
これをされると、書店は商売あがったりなわけです。
でも、消費者からすると、書店で買うよりアマゾンのほうが安いんですよね。
別に法律違反ではないし、止めることはできない。
書店業界にとっては、深刻な悩みでした。

あれから、日本もネットショッピングが普及し、今は自宅に帰らずとも、その場でスマホなどで、
手軽に買えちゃいますからね、さらに痛手は大きいでしょう。
ブランド靴なんかも、デパートや直営店で、実際に履いてみてサイズをチェックし、
並行輸入のオンラインショップで購入、という人が結構います。
海外から取り寄せてたとしても、送料差し引いても、正規の値段で買うよりずっと安い。
これは、ビジネスのグローバル化に伴う、マイナス面なのかもしれませんね。

ちなみに、小売業者(小売店)のことを、retailer/retail store と言いますが、
卸売業者のことは、wholesaler と言います。
このあたりは、必須語彙ですので、覚えておきましょう。

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