イングリッシュブートキャンプ:由美です。
語彙を覚えるのって、しんどいなぁと思うことはありませんか?
基本語彙は、コミュニケーションにおいて必須なので、これはもう何が何でも、無理やりにでも覚えるしかないんですね。
でも、基本から少し離れた語彙とか、ちょっと高度な語彙とか、そういったものは知らなくても、知っている語彙でまかなうということができます。
その際重要なのは、いかに多くの句動詞を知っているかということです。
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[基本動詞+前置詞] 句動詞が会話の決め手となる
句動詞とは、動詞と前置詞(副詞)が組み合わさった、いわゆる熟語・連語のことです。
たとえば、
The party was postponed until next Sunday.
この例文の、postpone ですが、これは“延期する”という動詞です。
では、句動詞で言い換えられますか?
The party was put off till next Sunday
put off は、延期するという意味です。
put という基本動詞は、前置詞との組み合わせで、さまざまな意味合いを持ちます。
こういった句動詞は、口語(話し言葉)で非常に頻繁に用いられるので、postpone は知ってるけど put off は知らない、というのではまずいわけです。
他にも、このパターンはいっぱいあるんですね。
受験英語をメインにやってきた日本人は、総じて句動詞に弱い、という特徴があります。
結構語彙力はあるほうだと思うのに、会話ができない・・・という人は、句動詞をもう一度見直してみましょう。
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学校英語では習わない形容詞がいっぱいある
もう一つ。
ネイティブなら誰でも知っている、非常に頻度の高い形容詞を教えない、というのが日本の英語教育においては、よくあることなんですね。
たとえば、感情を表す形容詞。
happy
angry
sad
excited
tired
worried
surprised
wonderful
こういったものは、中学英語で必ずやりますね?
だけど、他にも同様によく使われる形容詞を、スルーしている場合があるんです。
upset
mad
scared
annoyed
awesome
このあたり、ちゃんと学校で習ったかな・・・という気がします。
「怖い」という表現は、I’m afraid of ~と習いました。
でも、I’m scared. のほうは、習った記憶がありません。
実際のところ、I’m scared.のほうがよく使うわけだから、これを先に習わないといけませんね。
「怒っている」というのも、She’s angry.という言い方も確かにしますが、She’s upset.とか、She’s mad at me.のほうが、より口語で頻繁に使われます。
だけど、ちゃんと習っていない。
こういった、いわゆる“英語学習の穴”は、いっぱいあるんです。
そして、この“穴”をいかにして埋めていくかが、英語習得の鍵と言ってもいいでしょう。
これらの穴は、自分で埋めて行くしかありません。
実際にネイティブと会話したり、トーク番組やドラマなどを見て、「I’m upset」ってこういう時に使うんだ・・・と、自分なりに理解して覚えていく。
そういう積み重ねが、非常に重要なんですね。
英語がある程度流暢な人はみな、このプロセスを経てきています。
面倒がらずに、地道に語彙を増やしていきましょう♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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句動詞は弱い人が多いですね…と言うか前置詞が弱い人が多いですね。
私は前置詞や基本動詞を「イメージ」で捉えて、その組み合わせを考えなさいと教えます。
最近はよい本がありますからね☆
同意語、反意語、派生語はセットで覚えた方が効率よいですよね♪
しかしthree days agoは中学で教えるのに in three daysは大学受験レベルの生徒がわからなかったりしますからね。
前置詞と冠詞って、日本語にはない品詞だからでしょうね。
だからここでつまづく。
でも、日常的な表現って、ほとんどが句動詞でまかなわれるので、
それが弱いと、「ニューズウィークは読めるけどゴシップ誌は読めない」
っていう、典型的な日本人学習者パターンに陥ってしまうんですよね。
洋楽とか海外ドラマとかずっと聞いて(見て)ると、
こういった句動詞やチャンクは自然と覚えられるんですけどね。
実際、英語が堪能な人はみんなこのパターンですね。
学校では習わないので、自分で穴埋めするしかないんですよね~