イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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またまた、リズムのお話です。

英語はリズムが全てだ、と言ってもいいほど、日本人学習者にとっては、
発音と同時に、是が非でも習得しなくてはいけないものです。
日本語、特に標準語圏の言葉は、あまり抑揚がなくリズムも平坦です。

わかりやすい例が、こちら。

坂本九の、「上を向いて歩こう」です。

う~え~を~ む~う~い~て~
あ~る こ~お~お~お~
な~み~だ~が~ こ~ぼ~れ~ない よ~お~お~に 
おもいだ~す~ は~るの~ひ~
ひ~と~り ぼ~っち~の~ よる~

というように、ひとつひとつの音に、音符が乗っていますね。
基本的なリズムは、

タンタンタン タンタンタンタ~
タ~ンタ タンタンタンタ~

です。
これが、日本語のリズムなんです。

では英語はどうでしょう?

こちらの曲を聴いてみてください。
元ビートルズ、George Harrison の“Got My Mind Set On You”です。

I got my mind set on you
I got my mind set on you
I got my mind set on you
I got my mind set on you

But it’s going to take money
A whole lot of spending money
It’s going to take plenty of money
To do it right child

It’s going to take time
A whole lot of precious time
It’s going to take patience and time, ummm
To do it, to do it, to do it, to do it, to do it,
To do it right child

とてもシンプルで、歌いやすい曲です。

一緒に歌ってみましょう。

まず、I got my mind set on you という、タイトルとなるフレーズですが、
ここのポイントは、ンパッパパッ パ~パ~パッ というリズムですね。
set on you の部分が、リエゾンしているところも、ポイントです。

アイガッママ~イン セ~ロ~ンニュッ♪

となりますね。
これを4回繰り返します。

そして、going to ですが、やはりこれも話し言葉特有の、gonna になっています。
a whole lot of も、a whole lotta という風に、リエゾンしています。
plenty of は、plenny という発音になっています。
twentyが、twenny と発音されるのと、同じパターンのリダクションですね。
他にも、Pentagon が、ペナガ~ン、Toronto が、トゥロ~ノ~になるのと同じです。
NTの組み合わせの時、Tが消えてなくなる現象です。

バリッツ ガナ テイク マネ~♪
ア ホゥ~ララ スペンディン マネ~♪
イッツガナ テイク プレニィオマネ~♪
トゥドゥ~ウィッ ゥライッチャ~イッ♪

と、こんな感じです。

リズムに合わせて、一緒に歌ってみてくださいね。
合わない、どうもメロディーがしっくりこない、ずれる・・・という人。
英語のリズム感が、体にできあがっていないということです。
先ほどの、「上を向いて歩こう」と同じで、歌詞をそのまま読んで、
そのリズムにメロディーを付けて、曲というものは作られるものなんですね。
なので、このジョージ・ハリスンの曲も、普通に英語が話せる人であれば、
ごく自然にこの曲のメロディーに、乗れるはずなんです。

これはもう25年くらい前のヒット曲ですが、アメリカで大ヒットしたにも関わらず、
本国のイギリスではスルーだった、という面白い現象が起きました。
イギリス人は、アメリカで流行ったものは意地でも受け入れない、という意固地な面があります。
アメリカではもはや性犯罪者扱いだったマイケル・ジャクソンが、イギリスでは根強い人気があった、
という逆転現象もありました。

今、関東では大人気の朝ドラが、関西ではまったくスルーされているのと、似ています。
関西人も、関東で火が付いたものを、受け容れたがらない面があるんですよ。
どちらも、カウンターカルチャーとしての意識が、あるんでしょうね。
非常に面白いと思いますo(^-^)o

話はそれましたが、この曲は英語のリズムとイントネーションを覚えるのに、とても適しています。
音域もあまり広くないので、比較的歌いやすいですし、スピードも速くありません。
ぜひともマスターして、カラオケ十八番にしましょう。

がんばってくださいね♪(゚▽^*)ノ⌒☆

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