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イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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往年のロックバンド、MR.BIGが、昨日ついに14年ぶりとなるニューアルバムをリリースしました。
MR.BIGというと、去年だったかな?横アリのライブに行ってきました。
もうイイトシになったかれらが、舞台を所狭しと駆け回る姿に、思わず目頭が熱くなりました(笑)
最近では、エリック・マーティンが邦楽のカバーなんか出したりして、
おいおい、そこまでお金に困ってるのか・・・(゜д゜;)???なんてショックを受けたりもしたけれど、
こうして無事にアルバムが出たのは本当に喜ばしい限りです。
こちらが、彼らのニューアルバムです。
   ↓
ホワット・イフ・・・(初回限定盤)(DVD付)

というわけで、アルバムリリース記念企画(?)です。
彼らの最大のヒット曲、ビルボードのナンバー1となった、
『To Be With You』でディクテーション(聴き取り)をしてみましょう。
超有名な曲なので、サビの部分は知ってる人も多いのではないでしょうか。
ではどうぞ♪

ディクテーションです。
Hold on little girl
Show me what he’s (    )to you
(     )up little girl
A broken (     )can’t be that bad
When it’s through, it’s through
Fate will twist the both of you
So come on baby come on over
Let me be the (    )to show you
I’m the one who wants to be with you
Deep (     )I hope you feel it too
Waited on a line of greens and blues
Just to be the (    )to be with you
Build up your (       )
So you can be on top for once
wake up who cares about
Little boys that talk too much
I’ve (    )it all go down
Your game of love was all rained out
So come on baby, come on over
Let me be the one to (    )you
Chorus
Why be alone when we can be together baby
You can make my life worthwhile
And I can make you start to (     )

バラードなので、比較的聴き取りやすいのではないかと思います。
今回の聴き取りのポイントは、やはりリエゾン(リンキング)でしょうか。
音が繋がっているところは、ちょっと聴き取りにくかったかもしれません。
が、自然な会話は必ずといっていいほどリエゾンが起こります。
歌詞カードを見た時、知ってる単語なのに聴き取れなかったという場合は、
頭の中が“カタカナ”に汚染されている証拠です。
では、答え合わせといきましょう。
done
stand
heart
one
inside
next
confidence
seen
hold
smile

どうでしたか?聴き取れました?
リエゾンポイントは、stand up, deep inside, seen it all, あたりですね。
これは当然のことながら、会話でも同じことが起こります。
自分が思っている音と違った、という人は何度も繰り返し聴いて本来の音をインプットし直してください。
ところでこの曲、失恋した女の子を慰める爽やかな歌と思わせて、実はその傷心に付け込んで
あわよくば自分がカレシに・・・と狙っている男の歌とも取れますよね。
昔は素敵な曲だわぁ・・・と思っていましたが、今聴くとなんか下心見え見えじゃない、なんて思ったりw
でも、エリック・マーティンのハスキーヴォイスでごまかされてしまいます(^_^;)
訳してみました。
ねえ君、あいつにどんなことをされたんだい?
ほら、落ち込まないで。
失恋もそんなに悪いもんじゃないさ、過ぎ去ってしまえばね。
運命ってやつが君たち二人をもてあそんだんだよ
こっちへおいでよ、僕が教えてあげる
僕こそが君のそばにいるべき男なんだ。
君にそのことをわかってもらいたいと、心の底から願ってる。
へなちょこなやつや根暗なやつはほっときなよ。
僕が君のそばにいてあげるよ。
しっかりして、自信を持って。
そうすれば何もかもうまくいくさ
あんな幼稚な野郎の言うことなんてほっときゃいい。
散々見てきたよ、そういうやつのことは。
どうせすぐにダメになる。
もう恋愛ごっこはおしまいだぜ。
だからこっちにおいでよ、僕が抱きしめてあげるから。
(コーラス)
なんで一人になろうとするんだい?
俺たち一緒にいればうまくいくのに。
君がいれば僕の人生はバラ色、僕がいれば君は笑顔になれるよ。
MR.BIGは超絶技巧のベーシスト、ビリー・シーアン(日本ではビリー・シーンと呼ばれていますが、
実際の発音は“シーアン”です)が作ったバンドではありますが、ここまでのヒットに至ったのは
バラードも骨太ロックも、またジャジーな曲も歌いこなせる天才シンガー、
エリック・マーティンの功績が大きいと私は思います。
彼のヴォーカルはクリアで発音も聴き取りやすいので、ディクテーションにも向いていますよ。
この『To Be With You』を含む、大ヒットアルバムはこちら♪
  ↓
Lean Into It(リーン・イントゥ・イット)

洋楽のディクテーションは、リスニングと発音矯正に最適です。
ポイントは、一緒に歌うこと。
ただ聞き流すのではなく、必ず一緒に歌ってください。
一緒に歌うことで、ネイティブのリズムやイントネーションを体得することができます。
まずは歌詞を見ずに曲を聴いてみる。
 ↓
どのくらい内容がわかったか、確認する。
 ↓
歌詞カードを見て、もう一度聴いてみる。その時、自分の思い込みの音をチェックする。
 ↓
自分が誤解していた音と、本来の音を照らし合わせて確認する。
 ↓
一緒に歌ってみる。
という、一連の作業をすること。
ただ漠然と聞き流していただけでは何も変化はありません。
ぜひ、やってみてくださいね♪
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