イングリッシュブートキャンプ:由美です。
更新の励みになります。応援の1クリック、よろしくお願いします
↓ ↓ ↓
携帯はこちらへ⇒人気ブログランキングへ
お知らせです。
9月の週末ブートキャンプですが、定員になったため締め切りました。
週末ブートキャンプは、5名という少人数でやっているため、すぐに枠が埋まります。
次回の開講日はまだ未定ですが、可能性としては、11月あたりでしょうか。
このところ多忙を極めているため、どうなるかはわかりません。
日程が決まり次第、こちらのブログか公式サイトにて、発表します。
今回申込みが間に合わなかった人は、次回トライしてみてくださいo(^-^)o
さて、表題を見ておわかりの通り、珍しく文法のお話です。
関係代名詞の、which と that の違いについて、masaさんがとてもわかりやすい解説をしています。
masaさんのブログはこちら♪
関係代名詞の制限用法、非制限用法、といった文法説明、覚えていますか?
私が中学生の頃、英語でつまづく人は、だいたいこの辺が原因だったよう思います。
制限とか非制限とか、なにそれ???
と思い始めたら最後、なんのこっちゃわからなくなります。
英語の先生が、うまく解説してくれてばいいのですが、そうでない場合が多かったりするので。
で、この動画を見ると、確かにわかりやすいですね。
取り上げられている例文は、
The pencils, which are in the jug, are all nicely sharpened.
The pencils that are in the jug are all nicely sharpened.
の二つです。
which を使う際は、カンマが入るというのが、ルールですね。
この関係代名詞 which の部分、which are in the jug は、情報の付け足しです。
つまり、あってもなくても大きな支障はないわけです。
鉛筆は、鉛筆立てに入っている。
それは見たらわかります。
それに対して、that を使った場合、鉛筆立てに入ってない鉛筆もある、ということになります。
で、鉛筆立てに入ってるものは全て、削ってある(入っていないものは削られていない)。
ふむふむ、とこの説明に関しては、何の文句もないのですが、
最後にmasa さんが“追伸”として、サラリと触れている部分、これってとても大事だと思うので、
改めて取り上げたいと思います。
masaさんは、このように書いています。
遠い昔のそのまた昔、アメリカの学校の英語の授業でコンマ無しでwhichを使った場合、thatと同じようにRestrictive Clauseとして使えると習った記憶が有ります。しかし実際にはwhichは必ずコンマと一緒にNonrestrictive Clauseとしてしか使った事有りません。
そうなんです!
これ、日本の英語教育でも、同じように教えます(今はどうかわかりません)
masaさん同様、私も学校でそう習いました。
というより、学校では that のほうは、ほとんどまともに習った記憶がありません。
私が習ったのは、
The pencils, which are in the jug, are all nicely sharpened.
The pencils which are in the jug are all nicely sharpened.
という、カンマを付ければ非制限、付けなければ制限用法だ、というものでした。
けれども、masa さんの言うように、ネイティブがこの which の制限用法を使っているのを、
見たことがないなぁと、ずっと思っていたのでした。
なので、日本の学校教育の問題かな、と長年思い続けてきたわけですが、
アメリカでもそう教えているということは、これは古い英語なのかもしれません。
かつては、which の制限用法もあったけれど、時代と共になくなったとか。
which が that に取って代わられたとか。
言葉は時代と共に変わるので、それはあり得ることだと思います。
なるほどなぁ~と、とても興味深い文法のお話でしたo(^-^)o
この記事が役に立ったという方は、ポチっとお願いします
↓ ↓ ↓
由美さん、こんにちは。いつもためになる情報有難うございます。
更新楽しみにしています。
whichとthatの使い分け、初めて知りました。
仕事柄、中学生と関わることが多いのですが、関係代名詞は難しいもの、と考えている子たちが多いような気がします。
それに今の高校生も古い使い方をそのまま習っています。うちの高校生の息子の教科書に載っていますから。
でも、おっしゃるようにwhichとthatの役割をスッキリ分けてしまえば(?)もっとわかりやすくなるような気がします。
英語の教科書の内容もどんどん変えていって欲しいです。
にこさん
いらっしゃいませ♪
楽しみにしていただき、ありがとうございますo(^-^)o
関係詞の制限用法と非制限用法は、よくよく考えてみると、
そんなに難しいことではないのですが、中学生に説明するにはややこしいかも。
枝葉末節から先に述べて最後に結論(動詞)を持ってくる日本語とは、
まったく逆の文章構成なので、関係詞の時点でつまづきやすいんですよね。
私(主語)+食べる(動詞)+夕食を(何を)、といった語順に対して、
そっか~日本語とは語順が違うんだ~と思える人と、
なんでなんで、なんでこんな語順になるの?!とパニックになる人。
後者は、語学をやる時にかなり苦労するタイプですね。
教科書は、文科省の教科書ではなく洋書をそのまま使えばいいと思います。
ただそうなると、洋書を扱える教師が一握りという根本的な問題に、
着き当たってしまうわけですが(苦笑)
取り上げて頂きありがとうございます。
現在でもアメリカでwhichをコンマ無しで使ってもXにはならないと思います。(使う人は少ないですが)
イギリスでは今でも多く使われているみたいです。
こちらこそ、いつも参考になるお話をありがとうございます♪
日本の学校英語は、北米英語とイギリス英語が混じってるんですよね。
発音とスペルは北米式ですが、文法はイギリス式だったりします。
その辺、統一してほしいですよね(^_^;)
なるほど!
Lang-8でwhichをthatに直されたことがあってずっとわからなかったのですが、
今氷解しました。本当にありがとうございます!!
ごろぞうさん
こういうのって、ネイティブによっても違うので、混乱しますよね。
イギリス人だったらそこはwhichのままで直さないでしょうし(^_^;)
文法は奥が深いです。
由美先生、こんばんは。
いつもブログ読ませていただいています!
制限用法と非制限用法だけは、いつまでたっても覚えられません^^;
非制限なんて日本語、ここでしか聞いたことないような^^;
私は学校では、
関係代名詞のwhich と that は同じだが、that にカンマは付けられない
と習いました。
でも、which のカンマなし(制限用法)って、ほとんど使われないのですね!?
びっくりしました。
日本人の英作文には比較的よく見る気がします。
為になる記事、ありがとうございます(^^)
which と that、私はまともに習った記憶がないんです。
うっすらとですが、どちらも同じように使える、という認識だったように思います。
このあたり、どういう風に教えるのか、学校教育で共通のコンセンサスって
あるんでしょうかね。
例えば、イギリスではこうだけどアメリカ英語だとこうだ、といったような。
ごちゃまぜで教わると、後々混乱しますよね(^_^;)
確かにそうですね。
手元のロングマンではinformalでは制限用法の場合thatの方が多用される、とあります。
高校で習った時には「コンマがある時は一拍おく」と習いましたが、「そんなの出来るの?」とずっと疑問でした。
私は「コンマがないんならthatを使いなさい」と言っています。
コンマがある時は一拍置く???
それはいったいどういう・・・(^_^;)
関係代名詞って、話し言葉でも使うので、重要ですよね。
説明口調の時、このwhich の非制限用法を多用しがちなので、
私はいつも気をつけるようにしてます~
merriam-websterのサイトに興味深い話がありました。
which の制限用法が間違いだと思っている人がいるが、
正しいよという内容です。
http://www.merriam-webster.com/video/index.htm?&t=1389798886
video の That vs. Which のところにあります。
Yuichiroさん、興味深いビデオのご紹介、ありがとうございます。
まさに、そうですね。
細かい人というか、この手の文法にうるさい人って、
どこの国にもいるんですね(笑)
この方の説明を聞いても、「でも・・・」とか言う人、いそうですね(^_^;)