イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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珍しく、翻訳のお話です。

このところ忙しく、書き物系の仕事が多くなったため、翻訳のお仕事はほとんどしていません。
というか、基本もう翻訳は受けないようにしてるんですが、古い知り合いからの依頼で、
久しぶりに契約書の翻訳をしました。
あ、ちなみに私のレートは、とてもお安いですよ~
大手の翻訳サービスや業者の中には、数行程度で1万円とか取るところもあるそうで。
おそろしや~~~Σ( ̄ロ ̄lll)
そしておそらく、そういう業者は訳者には1割も渡してないと思います(これ、ホント)。

さてさて、そんなブラックな話はさておき(^_^;)

翻訳といえば、誤訳とか超訳とか、話題になったりしますね。
特に、映像翻訳(映画やドラマの字幕など)。
某有名字幕翻訳家の方なんかは、その誤訳の例があちこちで取り上げられていたりします。

で、なぜそもそも誤訳なんてしてしまうのか、ということで、
誤訳(または超訳?)パターンについて、私なりに解説してみたいと思います。

まずパターンその1、単純な文法・構文の取り違い、直訳してしまったパターン。

あるベストセラー作家が訳した『ライ麦畑でつかまえて』に、このパターンが見られます。
物語の中で、ある登場人物が“I’m sorry.”と言う場面があります。
その訳が「ごめんなさい」になっていました。
身内を亡くした人に対して、発されたセリフなんですよ。
どう考えても、「ごめんなさい」は変ですよね。
これは典型的な誤訳パターンで、I’m sorry. の意味の取り違えですね。

I’m sorry.は謝罪をする際にも使いますが、お悔やみを言う時にも使います。
したがってここでは、「お気の毒でした」とか「ご愁傷さまです」としなくてはいけません。
おそらく、それを知らないがために、「ごめんなさい」としてしまったのだと思います。
改訂版では、ひょっとするとこの誤訳は修正されているかもしれませんが。
興味ある人は、翻訳版を見てみてください。
あ、野崎孝さんの訳じゃないですよ、某ベストセラー作家さんの訳のほうです(^_^;)

パターンその2、読み方(発音)の間違い。

これもよくあります。
人の名前、地名、ブランド名、フィクションのキャラクター名などなど、
決まった言い方があるのに、それを知らないがために、おかしな訳をしてしまうパターン。
これは、英語はできても日本語(日本文化)の知識がない、という場合にも起こりやすいです。
たとえば、Agnes b は、英語では“アグネスビー”です。
でもこれ、アニエスベーですよね?
それをアグネスビーと訳しちゃったら、なんのことかわからなくなってしまいます。

80年代に大ヒットした、M.Jフォックス主演の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、
M.Jフォックス演じるマーティが、30年前にタイムスリップするシーンがあります。
そこで、なんとまだ高校生の自分の母親、ロレインに出会ってしまうのです。
このロレインが、マーティ(Marty)のことをずっと、Calvinと呼んでいます。
この時マーティが、Calvin Klein の下着を履いてるからなんですが。
カルバンクラインの下着って、Calvin Kleinって書いてあるでしょう?
それを見たロレインが、マーティの名前がカルバンだと、勘違いしちゃうんです(笑)

YOU TUBEにそのシーンがあったので、貼っておきますね。

この時の字幕ですが、“カルビン”になってるんですよ(笑)
おそらく、訳した方はファッションに疎かったのかもしれません。
または、80年代半ばの日本では、まだまだカルバンクラインなんて、知っている人は、
ほとんどいなかったのかもしれません。
当時この映画を見た私も、変だと思いませんでしたから。

他にもまだまだあります。

パターンその3、背景を知らなさすぎる。

これはもう、専門知識がないと訳せないのに、引き受けちゃいました~というパターンでしょう。
たとえば料理の記事だった場合、料理に対するある程度の知識がないと、訳せません。
普通は、医療翻訳、技術翻訳など、専門の翻訳家が受けるものなんですが、
たまにそうじゃないこともあって、そういう場合に起こりやすい誤訳ですね。

パターンその4 イギリス系英語

イギリス英語やオセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)英語は、
独特の言い回しや語彙があるため、一般的に日本で英語教育を受けた人には、
わからない言い回しがいっぱいあります。
イギリスで教育を受けたバイリンガルでない限り、イギリス系の英語を訳すのは大変です。
ITとかサイエンス系は、アメリカがリードしている分野なので、アメリカ英語で足りそうですが、
それでも言い回しとかちょっとしたフレーズとか、英語と米語では違ったりするものです。

映像翻訳の場合、特にそうですね。
ハリーポッターとか、アメリカ人でもわからないから、米語版を読むというくらいですから、
これを訳せる人は、よほどイギリス英語に精通していないと無理でしょう。
にも拘らず受けちゃって、あちゃーーーーという字幕のできあがり。
なんてことが、たまにあったりします。
どれとは言いませんが(^_^;)

最後に、映画を見ていてたまに思うのですが、映像翻訳家の人の中には、
実際に映像を見ないで、事前にもらったスクリプトだけ見て、訳している人もいるのではないかと。
というのも、ちゃんと映画を見たら、どう考えてもこの訳にはならないだろう、
という誤訳が多すぎるからです。
俳優の演技(声のトーンとか)や、状況からしてわかるはずでしょ、というものが多いんです。
ということはつまり、映像を見ずに本だけで訳してるんじゃないのか・・・?

本当のところはわかりませんが。

ともあれ、翻訳はその背景知識を調べたり、固有名詞の読みを調べたり、
地味な作業が多く、とても時間のかかる仕事です。
1文字30円って高~~~い!なんて、思わないでくださいね。

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