イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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クリスマスも過ぎ、ボクシングデーも終わりましたね。

日本はクリスマスと言っても平日だし、翌朝の仕事のことを考えると、あんまり飲めないし、
朝までパーティー、なんてことも若い人はいざ知らず、できないですよね(^_^;)

さて、恒例のローマ法王のクリスマスメッセージを、ご紹介したいと思います。
ローマ法王、英語で言うと?
これはスッと出てこないといけませんね。
時事英語ですし、やはり世界の有名人、首脳の名前はすぐ言えるよう、覚えておきましょう。

Pope Francis waves as he delivers his first "Urbi et Orbi" message from the balcony overlooking St. Peter's Square at the Vatican

こちらの記事をどうぞ。

Atheists, work with us for peace, Pope says on Christmas

はい、もうおわかりですね。
ローマ法王は、Pope です。
ローマ法王は一人しかいないので、大文字でPope と書かれることが多いです。
たとえば、大文字でPresident と書くと、それは通常アメリカ大統領を指します。
このように英語は、役職を無冠詞で、大文字で書くというルールがあるのです。

ヘッドラインにある、atheistとは、無神論者のことです。
つまり、神の存在を信じない、否定する人たちのことで、たんに無宗教というのではなく、
不信心な者、というネガティブな意味を持つことがあります。
ローマ法王の、無神論者に語りかけたメッセージとは、何なのでしょう?

Pope Francis, celebrating his first Christmas as Roman Catholic leader, on Wednesday called on atheists to unite with believers of all religions and work for “a homemade peace” that can spread across the world.

Pope Francis とありますが、新法王の名前はフランシスなんですね。
確か前の方は、Benedict だったように記憶しています。
愛猫と過ごす時間がほしいと言って、引退されて話題になりましたよね。

called on atheists で、無神論者に呼び掛ける、
unite with ~で、~と一緒に、ともに、力を合わせて、という意味ですね。
宗教を信じる全ての人たちと一緒に、平和のために力を合わせ、世界に広めましょう、とあります。
この、homemade peace という言い方が、いいですね。

“Peace is a daily commitment. It is a homemade peace,” he said.

平和とは、日々の取り組みなのです。いわば、一人ひとりの手による平和なのです。
ということで、世界中の人たちが、毎日平和のために働きかけることが大事だ、
そのことに、有神論者も無神論者もない、一緒に協力し合いましょう、と言っているわけですね。

Francis’s reaching out to atheists and people of other religions is a marked contrast to the attitude of former Pope Benedict, who sometimes left non-Catholics feeling that he saw them as second-class believers.

法王フランシスの無神論者や他宗教信者への言及は、前法王のベネディクトの態度とは対照的だった。
前法王は、カソリック以外の信者を下位の信者として扱った。

とあるように、新法王は色んな意味でリベラルな方のようです。
ムスリムの子供たちに対して取った行動や、ホモセクシャルに対する言動などからも、
それが見て取れますね。
今回も、用意された言葉ではなく、途中からご自身の言葉で、無神論者に呼びかけたようです。

“Wars shatter and hurt so many lives!” he said, saying their most vulnerable victims were children, elderly, battered women and the sick.

shatter は破壊する、粉々に打ち砕く、という動詞。
戦争が多くの命を奪う、という意味になります。
vulnerable は、脆弱な、傷付きやすい、攻撃されやすい、victimは犠牲(者)ですね。
戦争で最も犠牲を追うのは、子供たち、老人、虐待された女性たち、そして病気の人間である。
the sick というように、the をつけることで、人を表します。
the strong だと強者、the miserable で不幸な(悲惨な)人たち。
ヴィクトル・ユーゴーの傑作、ミュージカルでも有名な Les Misérables はフランス語ですが、
英訳は、The Miserable です。

Pope の言葉とは裏腹に、戦争はなかなかなくなりませんね。
homemade peace という言葉が、胸に響きます。

みなさんにも、そして世界中の人々に、平和が訪れますように。

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