イングリッシュブートキャンプ:由美です。
今日も、ネイティブなら誰でも知っている、よくあるフレーズを取り上げます。
★思わせぶり、って英語でなんて言う?
思わせぶりな人って、いつの世にもいますよね(笑)
この人、私のこと好きなのかしら?
なんてそぶりを見せておいて、期待するだけさせておいて、蓋を開けてみると
「え?いやいや、そんなつもりじゃなかったんですよ~」というオチ。
相手に期待させるようなちょっかいを出す、でもあくまでもちょっかいであって、
本気ではない、ただの悪ふざけ、思わせぶり。
そういった行為のことを、こう呼びます。
多分に性的なニュアンスがありますが、恋愛とは関係ない場合、
相手をいじる、いじめる、という意味でも使われます。
さて、わかったかな?
結構なヒントだと、思うんですが。
これでピンとこなかった人は、この単語を知らない可能性があるかも・・・
★カタカナが役に立つこともある
さて、もう早速ですが、答えに行きたいと思います。
ちょっかい、思わせぶりな行為のことを、teaseと言います。
動詞でも使います。
Stop teasing! からかわないでよ!
といった感じでも、よく使われますよ。
恋愛が絡んでくると、じれじれさせる、というニュアンスが入りますが、
そうでない場合は、単純にいじめるという意味になるので注意。
で、ここから意味が派生して、teaser という広告業界の用語があります。
ティーザー(広告)と、日本語でも言うことがありますが、
これは、「あれ、これなんだろう・・・面白そう・・・」と思わせて、
実際の商品のページへ飛ぶように、リンクを貼るという広告の戦略です。
よくあるのが、映画のリリース広告。
内容とは関係のない、たとえば主役の二人がコントっぽいことをしていたり、
面白トークをしていたりして、視聴者の興味を誘います。
YOU TUBEには、この手の“teaser”が、いっぱいアップされています。
たとえば、先日オスカーを取ったこちらのディズニーアニメ。
“Frozen(邦題:アナと雪の女王)”のteaser trailer(ティーザー広告)。
映画の内容とは関係のない、遊び心のある映像です。
一昔前と違って、日本のマーケティング用語、ネット用語は、英語のままで、
そのままカタカナで使うことが、主流になりました。
なので、既に意味を理解している場合が、結構多いんですね。
これは英語を学ぶ上で、ある意味ラッキーとも言えます。
わざわざ覚える必要がないわけですから。
★カタカナの場合、発音に要注意
ただし、ここで注意しなくてはならないのが、発音です。
カタカナで覚えてしまうと、カタカナ脳が反応してしまうんですね。
英語を見ても、カタカナ発音をしてしまう、という日本人が陥りやすい罠に、
ハマってしまいます。
そうならないためにも、ネット用語などは必ず、元の英語を確認してください。
純粋に音を聞いて、真似して言ってみることです。
カタカナに囚われないように、気を付けましょう。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
あなたも、ネイティブ発音を目指しませんか?
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