こんにちは。
イングリッシュブートキャンプの由美です。
また、今朝がた大きな揺れがあった都内です。
昨日の都知事のひとでなし発言に胸を痛めていたら、今度は首相の恫喝事件。
こんな時に、声を荒げるというのは、パフォーマンスとしてやっているのなら大失敗ですが、
もしも本気で怒り心頭で怒鳴ったのだとしたら、リーダー失格ですね。
欧米では、権力のあるもの(つまり上司や先輩社員など)が、
部下や後輩、または組織上自分より立場の弱い人間に怒鳴った時点でクビです。
moral harassmentとしてみなされるからです。
ちなみに、moral harassmentとは日本語ではパワーハラスメント(略してパワハラ)と言われますが、
このパワーハラスメントは和製英語ですので、ご注意ください。
今、世界中のメディアが日本国民の素晴らしさを讃えてくれているというのに、
肝心の為政者がその足を引っ張ってどうするのでしょう。
死者を愚弄する発言を平気でする東京トップや、
寝る間も惜しんで災害対策にかけずり回っている関係者を、権力をかさに怒鳴り散らす一国の元首。
NYタイムズのコラムのとおり、本当にこの国の政治は終わっています。
いざというときに、人は本性が出ます。
今も行方不明になったまま会えない肉親や恋人がいる人、
命は助かったけれど、家が全壊してしまい避難所で不便な生活を強いられている人、
家はあるけれどガスや水がストップし、もう長いことお風呂にも入れない状態の人、
そういう人たちのことを思えば、数時間停電することくらい、乗り切れるはずです。
幸い、被害のなかった人たちは、こんなときこそ少し落ち着きませんか?
それから、精神的にダメージを受けている方。
自分は被災していないのに、こんなに精神的に参ってしまって、ダメな人間だ、
なんて決して思わないようにしてください。
あなたは人一倍繊細なだけです。
「ああ、夕飯時に停電するなんて迷惑な話だわ!」と思えるような、
心臓にナイロンザイルが生えたような人もいれば(苦笑)、
人の痛みを我がことのように受け止めて、精神を病んでしまうような人もいるのです。
だから、辛いと感じている自分の感情を否定しないようにしてください。
それから、節電とはいえ、無理はしないことです。
体調が悪いのに、「いやいや節電が大事だ!」と暖房を消して過ごしたために風邪を引いた、
熱が出た、なんてことになっては本末転倒です。
風邪気味の人、冷え症の人は暖房を付ければいいと思います。
みな一律に横並びでやる必要などないんです。
人はそれぞれ、体力も能力も、また置かれている状況も違います。
みんながやってるんだから自分もやらなきゃ、という思考停止には陥らないでください。
花粉症が酷い人は、空気清浄機を付けてください。
痔を患っている人や女性は、ウォシュレットを使ったらいいと思います。
屈強な男性は、女性や子供の分まで頑張ろうという気概を出せばいいのです。
こういう時こそ、日本男児の心意気を見せようではありませんか。
そしてそして、無意味な買占めはやめましょう。
都内より西は、平常通り物資が流通しています。
まるでオイルショックのときのように、生活必需品を買い占め、
スーパーには何も残っていない、なんて状況はかえって不安と混乱を招くだけです。
心細いのはみな同じです。
なるだけ助け合い、譲り合って、自分のペースで(これが大事)いきましょう。
どうしようもない政治家によって日本人の名誉が汚されつつありますが、
私たち国民がその汚名を払拭し、さすがは日本人だと言われるような行いをしようではありませんか。
さて、明るいうちに家のことをしてしまおうっと☆
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