イングリッシュブートキャンプ:由美です。
★言葉は時代と共に変わる
いきなりですが、クイズです。
この写真を見てください。
どうですか?
The kids will never see the connection between these two objects.
子供たちには、これら二つの関係は、絶対にわかるまい。
とありますが、あなたはどうです?
カセットテープと鉛筆。
この二つの関連性は、なんでしょうか。
同世代の方なら、写真を一目見ただけで、すぐピンと来たはずです。
「ああ、やったやった」と、昔を懐かしく思うことでしょう。
若い人は、「なにこれ?」とキョトン・・・状態かも(^ ^;)
まあ、この二つの関係性は、とりあえずおいといて。
先日、ネットの記事で、「いつから“巻戻し”という言葉が、使われなくなったのか」というのがあって、
今の子供たちは、“巻戻し”という言い方を、しないらしいんですね。
で、リモコンの巻戻しボタンも、いつの間にか“早戻し”という表記に、変わっているらしいのです!
もうン十年とテレビを買い替えていなかった、そしてDVDプレーヤーも持っていない私は、
その事実を知らず、驚愕してしまいました。
調べたところ、確かに“巻戻し”ではなく、“早戻し”になっています。
よくよく考えたら、もはやビデオテープではないので、巻くっていうのはおかしいんでしょうね。
戻すことは戻すけど、トラックごと戻るわけで、巻かない(笑)
で、若い子はデジタル世代だから、最初から早戻しなわけです。
★英語もまったく同じ
これ、同じことが英語にも言えるのです。
上の写真にもあるように、カセットテープを知っている世代は、もはや絶滅の危機に晒されています。
5年くらい前に、アメリカの友人宅に遊びに行ったとき、友人の親せきの高校生の女の子に、
rewind (巻き戻す)という言葉が、通じませんでした。
なんの話をしていたのかは、今となってはもう忘れましたが、たぶんビデオを巻き戻してどうのこうの、
という話になって、私が言ったrewindという言葉に、その子が“What…?”と聞き返したのです。
で、私の発音のせいかな、と思ってもう一度言い直したら、なんと彼女は、
What is “rewind”?
と再び聞き返してきたのでした。
あの時の衝撃といったら(^ ^;)
それでも私はめげず、”You know, rewind, like, rewind a cassette tape” と、
わざわざ指をグルグル回しながら説明したら、”We don’t have cassette tapes”と、鼻で笑われました。
そうか、確かにカセットはもうないよな・・・と、寂しく思ったものです(笑)
言葉は、時代と共に変遷します。
かつてはコピー機のことを、Xeroxと言っていましたが、今は誰も言いません。
時代の流れに、遅れないようにしたいものです(^ ^;)
★英語は音が命
語学の基本は、音にあります。
正しく発音できれば、英語は聞けるようにもなりますし、話せるようにもなります。
文法にルールがあるように、発音にもルールがあるのです。
私たちは、文法のルールは学校で習いますが、発音は一切スルーしてきています。
それでは、話せなくて当たり前です。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
特に重要な、喉発声の部分と基本母音に関しては、Yumiが動画で解説しています。
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それ関連でいうと、「Tape this TV show.」ももはや通じないんでしょうね。テレビの「チャンネル回して」は時々言う私ですが…。
briccoさん
今のところ、tape と record は、動詞で使う分には聞き返されたことはないです(笑)
recordingとかは、現役ですね。
とっくの昔にレコードはなくなっていますが。
チャンネルを回す、私も使いますよ~(笑)
若い子からしたら、何を回すねん、って感じでしょうか(^ ^;)