イングリッシュブートキャンプ:由美です。
★二極思考はやめよう!
一昔前、某大手英会話スクールが、駅前留学を謳い、TVなどで宣伝をしまくっていた頃、
よく耳にしたのが、「英語を習うなら、ネイティブに」「講師全員がネイティブ」というものでした。
当時は、英語を習う側に、ネイティブ志向というものが、非常に強かったと思います。
その頃すでに英語を教えていた私は、生徒から「え、日本人の先生・・・?」という、
あからさまな落胆の表情を向けられることも、少なくありませんでした。
そのうち、そうした大手英会話スクールが、軒並み倒産していき、
いつしかこの「英語を習うなら、ネイティブの先生でなきゃ」という風潮も、なくなっていきました。
そして今度は、「ネイティブを目指すなんてナンセンス」とか、「日本人の英語でいいんだ」とか、
どちらかというと、ネイティブに対して、ネガティブなニュアンスさえ感じる、
うたい文句も登場してきたようで、なんだかなぁ~という思いです(^ ^;)
どうも日本人は、昔からこういった「二極化思考」が、強いような気がします。
右じゃないんなら左だ、みたいなね(毒)
そうではなくて、もっと柔軟に、冷静に物事を見てみることが、重要なのではないでしょうか。
★ネイティブを目指すことは、悪いことではありません
あなたが、英語をマスターしたいと思う理由は、なんですか?
英語が話せるようになることで、世界中の人と、コミュニケーションが取れる。
仕事でも有利になる。
海外に移住したい。
人それぞれ、理由は違うと思います。
ただ、外国語を学ぶ以上は、その言葉を母語とする人たちと、話をしてみたいと思うのが、
普通の感覚だと、私は思うのです。
そういった中で、ネイティブならではの表現方法や、考え方などに触れることは、
異文化に肌で触れるという、貴重な体験となります。
これは、語学をやっている人ならば、必ず通る道です。
私はこれまで、何千人という日本人に、英語を教えてきましたが、英語が話されている国の文化や人に、
まったく興味がないという人は、よほどの語学センスがない限りは、上達が非常に遅いです。
言葉と文化、人は、切っても切り離せないものなのです。
もちろん、日本人である以上、完全に日本語アクセントがなくなる、ということはありません。
私の英語も、ネイティブが聞けば、日本人が話す英語でしかないでしょう。
それでも、なるだけネイティブに近づこうと、日々努力することは、無駄ではないですし、
それを止めてしまったら、語学をやる意味がないと、私は思っています。
ネイティブなんだから、ネイティブの言うことが100%正しい、というのもおかしいですが、
日本人は日本語英語でいいのだ、ネイティブなんか目指す必要はない、というのもおかしいのです。
そういった二極論に走ってしまうと、まず十中八九、良い結果は生まれません。
もしもあなたに、そういうことを言う人がいたら、軽~く受け流しましょう(笑)
ネイティブにはなれませんが、限りなく近づくことはできます。
語学マスターの道に、終わりはありません。
私と一緒に、果てなき道を、楽しく進もうじゃありませんか。
途中、道草をしたり、休憩をしたりしても、いいんです。
大事なのは、前に進み続けること。
千里の道も一歩から。
頑張りましょう!
★語学は音が命です
言葉は音で成り立っています。
音にはルールがあり、そのルールを理解することが、話せるようになる基本です。
文法にルールがあるのと同じく、発音にもルールがあるのです。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
特に重要な喉発声と、基本母音については、Yumiが動画で解説しています。
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今日の由美先生のお言葉は胸に沁みますね~。
僕は仕事で英語を日常的に使います。決してネイティブみたいには話せませんが、
通常のコミュニケーションなら特に支障があるレベルではありません。
でもこの歳になっても、まだ満足していません。今よりもっとうまくなりたいです。
もっとじょうずに話せて聞けて書けるようになれたらなと欲張ってます(笑)。
自分の怠け心との葛藤の日々ですが、一歩ずつでも上達できたらそれでいいです。
briccoさん
胸に沁みますか~
そう言っていただけると、嬉しいです(^O^)
今よりもっと、と思うことって大事ですよね。
語学って、すごろくみたいに「あがり」っていうのがないんですよね。
だから常にサイコロを振り続ける。
これはすべての語学学習者に言えることだと私は思います。
日々、向上を目指して、お互い頑張りましょう!