こんにちは♪
イングリッシュブートキャンプ:由美です。
このブログのアメンバーになってくださっている方は、英語に興味のある方、
海外に興味のある方、またはそのどちらも、という方がほとんどだと思います。
また、海外に住んでおられる方も少なからずいらっしゃいますね。
で、よくメッセージ等で質問を受けるのが、英語を習おうとスクールや先生を探しているが、
どういう基準で探せばいいのかわからない、というような内容です。
そこで、今回はぶっちゃけ、良い講師とはどういうものかということについて話したいと思います。
最初は普通に全公開で書こうかと思ったのですが、書いているうちに、
う~んこれはちょっと・・・アメンバーオンリーにしたほうがいいかな、と思い直しました(笑)
まあ、それだけぶっちゃけてます、はい。
まず、私のほうから逆に質問があります。
あなたにとってどういう先生が良い先生ですか?
具体的な良い先生像というのが、あなたにはありますか?
これ、すごく重要です。
もしも今この質問に対して明確な返答ができないのでしたら、
あなたは暗闇の中を歩いている状態だと言えます。
つまり、どこにいるのかわからない、当然目的地もわからないし見えない、ということです。
こういう場合は、とにもかくにもあなたの手を引っ張って行ってくれる人が必要です。
具体的にこうこうこういった先生を探している、という答えを持っている人は、
そういう先生をひたすら求めて探せばいいと思います。
で、もうひとつここであなたに質問です。
あなたは、純粋に英語が話せる(読める、書ける)ようになりたいですか。
そしてネイティブやその他世界中の人とコミュニケーションが取れるようになりたいですか。
それとも、TOEICのスコアをアップさせたいのですか。
MBAなどの留学準備でTOEFLスコアが必要だから英語を勉強しているのですか。
あなたの英語学習における目的はなんでしょう?
それによって、「良い先生」の定義も変わってきます。
英語をゲーム的に捉え、TOEICのスコアアップをはかりたい、というような方には、
私のアドバイスはあまり当てはまらないと思います。
私自身が、英語をそんな風に捉えたことがないので、そういう学習者にとっての良い教師像というのが
正直わからないので、答えようがないからです。
なので、ここではあくまでも「英語をマスターして話せるようになりたい」という人にとっての
良い先生の条件について、お話したいと思います。
まず、よく言われるのが、ネイティブの先生と日本人の先生とどちらがいいか、ということですが、
これをモノリンガル(英語しか話せない)とバイリンガルどちらがいいか、と言い換えたとします。
答えは、バイリンガルの先生のほうがいいに決まっています。
英語しか話せない人、つまり外国語を話せない人に外国語を教える資格はありません。
ネイティブ講師でも英語以外の言語をマスターしている人、
とりわけ日本語をマスターしている人であれば、ある程度信頼できると思います。
日本語は特殊な言語です。
それは、発声が他の言語とは根本的に違うからです。
そのことを、日本語を習得した人であれば理解していますし、
日本語ネイティブの持つ特性を理解しているため、的確な指導ができると思います。
けれどもそうでない場合、初中級者がネイティブに教わるのは、遠回りになります。
英語を外国語として習得した経験のある日本人の先生に習いましょう。
もうひとつ。
これは、何に関しても言えることだと思いますが、人には合う合わないというのがありますね。
この人にとってはしっくりくるものでも、他の人にとってはどうも何かが違う、
ということは往々にして起こり得るものです。
なので、全ての人にとって素晴らしい先生というのは存在しません。
人間同士ですから、合う合わないというのがどうしてもあります。
いわゆる、“chemistry”というものですね。
これは恋愛なんかでもそうですが、一目会ったその日から恋の花咲くこともある・・・というように
何となくピンと来る、来ない、というのがあるものなんですね。
講師選びにも同じようなことが言えると思います。
最初の印象を大事にしたほうがいいです。
この人にならじっくり教わってみたい、この人に習ってみたい、
と思ったあなたの勘を大事にしてください。
逆に、色々評判は聞いてるけど、なんとなく自分には合わない気がする・・・と思ったら、
そこはサクッとスルーして別の講師を探しましょう。
それから、これはあまり誰も言わないことなので、敢えて言います。
良い講師というのは安い時給では働きません。
当然です。職人でも何でも、良い仕事をする人は決して安いお金では買えないんです。
安いということは、それなりということなんです。
語学をマスターするのに、多くの講師が莫大なお金と時間を費やしてきています。
それがなくては、ひとつのことを成し遂げるのは不可能です。
そのノウハウを得るのに、ある程度の投資は覚悟しなくてはいけません。
なので、あまりに安い先生というのは、それなりだと思ったほうがいいです。
もちろん、世の中にはボランティアのような人の中にも優れた人材がいたりします。
それはもういわゆる「掘り出し物」というものであって、千載一遇なんですね。
千載一遇ですから、一生のうちに出会えるかどうかくらいの確率なわけです。
そんな宝くじに当たるのを待つようなことをしている時間があれば、
現実を見て動いたほうが絶対にいいです(笑)
万年フォールスビギナー(初級者)の原因は、ほとんどここにあると言ってもいいと思います。
本気で英語をマスターしようと思うのであれば、それなりの自己投資をしなくてはいけないのに、
そこを避けて通っているためにグルグル堂々巡りでちっとも前に進まない。
そういう人が案外多いように思います。
非常にぶっちゃけた話をしました。
これは、初中級学習者への、私のアドバイスです。
中上級者はまた違ってきます。
中上級者の場合、自分に足りないものが何かわかっている人がほとんどだと思います。
なので特にアドバイスは必要ないと思ったので、省略させていただきました。
最後に、語学の王道は「地道にコツコツ」です。
日々の積み重ねが何より大切です。
がんばってくださいね☆
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良い英語講師の選び方
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納得ですねぇ。
私は以前、日本人相手に教える事に慣れた先生が、語学学校で担任でした。とてもわかり易く、日本人が苦手なポイントを把握していてとても信頼できる先生でしたね。
日本語がある程度わかる先生は本当に習い易いですよね。目線を落としてくれるのがありがたいです。
「教える」という事は難しい事です(*_*)
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>Cocoさん
そうですね。
ネイティブの先生で日本語を話せる人、日本人学習者の陥りやすいポイントを指摘できる人、
というのは探せばいるんですが、そういう先生はいわゆる普通の英会話学校にはめったにいません。
あとは、これも運かなと思いますが、相性ですかね。
何事も相性って大事なので、自分に合った先生を探すことですね。
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もう、母国語が同じのバイリンガルが最適と
痛感しております。
とにかく、ニュアンスが伝わらないとお話しになりません。
何が理解できないのか、理解し合う前にお互い疲れ果てます。
そして、英語が嫌いになります。。。。
(=^・^=)kitty
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>kittyさん
一番陥りやすいのは、ネイティブの先生が生徒に合わせてゆっくり話してくれる、
まともにcorrectionもせず会話を盛り上げてくれる背うで、
ただなんとなく話せたような気分になってしまうことです。
ネイティブでも良い先生に当たれば大丈夫なんですけどねo(^-^)o
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た…確かに!
英語のみのレッスンじゃダメだと僕も思います。
「このtoの後の動詞は、必ず原形です。気をつけてね。」
とか細やかな説明は母国語で受けたいですよ!
文法と発音は車の両輪でありどちらが欠けても前には進みませんよね…
ネイティブ講師がその両輪を同時にうまく回すことはかなり難しいと思います。
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>さいだぁさん
自分が聞きたいことや、細かい質問をある程度英語でできるレベルの方は、
ネイティブ講師に習うことでフルエンシ-が上がる、
ネイティブしか知らないような語彙を知ることができる、
という利点のほうが勝つと思います。
初中級者の場合はまだまだインプットが必要なんですね。
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由美さんの的確なアドバイスは僕も読んでいる人も大変理解しやすいものだと思います。落ち着いたら是非教わりに行こうと思います。
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>池田諭(いけちゃん)さん
お疲れさまです。
相変わらずお忙しそうですよね~
レッスン、いつでもいらしてくださいね~☆
お待ちしてますo(^-^)o