イングリッシュブートキャンプ:由美です。
★あなたの第二言語はなに?
移民大国アメリカでは、多くの人が英語のほかに、別の言語を話します。
よく、「アメリカ人は英語しか話せない」といった、揶揄を耳にすることがありますが、
私の知る限り、大卒者で英語しか話せないアメリカ人は、ほとんどいません。
そういう人に、お目にかかったことがありません。
みんな大抵、高校や大学で第二言語を取るので、スペイン語やフランス語を、話せたりします。
もちろん、バイリンガルと言えるほどの、流暢さで話せる人は、そんなに多くはありませんが。
それでも、日本のトップクラスの大学を出た人の、平均的な英語力よりは、はるかに上です(毒)
さて、そんなアメリカですが、移民が多いということもあり、元々の母語が英語ではない人も、多いです。
中国系、イタリア系、ラティーノ、韓国系、フィリピン系、などなど。
そういった分布図があって、なかなかに興味深いので、ご紹介します。
はい、予想通りですね(^ ^;)
圧倒的にスペイン語優勢。
ケベック(カナダのフランス語圏)に近いところと、ルイジアナだけがフランス語優勢。
アラスカのYupikは、エスキモーの人たちの言語。
そして、ハワイのタガログ語は、フィリピン系移民の多さを、物語っているようです。
意外だったのが、ハワイは日系が多いと思っていたのに、日本語が優勢ではないこと。
日系ハワイアンは、もはや日本語は話さないのでしょうか。
そして何より、ノースダコタのドイツ語。
ノースダコタって、ドイツ系の人が、多いんですね。
アーミッシュが多いからかな?
★圧倒的に優勢なスペイン語、ではその次は何語?
これはもう、スペイン語が優勢なのは当たり前、ということで、これじゃあ面白くない。
そこで、スペイン語を省いた、次にもっとも話されている言語、という統計がありました。
こちら。
どうですか?
いろいろありますね。
こうして見ると、西海岸はフィリピン系の人が、多いことがわかります。
そして意外だったのが、ドイツ語の存在感。
こんなに???という感じ。
アーミッシュの人たちが、ドイツ語を話すというのは、聞いたことがありますが。
でも、アーミッシュ人口って、固まっているはずだし、こんな全米に広がっているはずないんですが・・・
東海岸はやはり、フランス語やイタリア語が多いですね。
それにしても、なんか違和感を覚えるのは、中国語はどこに行ったの?ということです。
アメリカは(アメリカだけじゃないですが)、華僑が非常に多い。
チャイナタウンもあちこちにあるし、中国語を話す人口は、かなり多いはず。
この統計は、いったい何をベースにしているのでしょう。
ともあれ、なかなか面白い分布図です。
日本の場合、この手の地図を作ると、やはり中国語と韓国語になるでしょうか。
特に東北なんかは、中国からのお嫁さんが多いので、かなりのChinese nativeがいるはずです。
神戸や東京(都内)は、インド系の人も多いですね。
この手の分布図は、日本の場合は、諸処の事情で出せない、ということになりそうですが、見てみたいです。
★言葉は音が命です
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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