イングリッシュブートキャンプ:由美です。
★自動詞と他動詞の違い
英語には日本語と違った、表現の独特さ、といったものがあります。
たとえば、アナと雪の女王の主題歌、『Let It Go』の使役動詞letが、良い例でしょう。
letは、相手に~させてあげる、という意味の動詞。
相手が望むので、それをさせるということです。
相手の意思に関係なくさせるのであれば、letではなく、makeです。
こういう、「XXに~させる」みたいな言い方は、日本語としては不自然ですね?
でも、英語ではきわめて自然で、よくある構文なのです。
今回もう一つ、英語っぽい構文として、自動詞と他動詞の違いについて、お話したいと思います。
まずは、こちらの音声解説を、どうぞ♪
はい、どうでしたか?
botherの意味と構文、わかりましたか?
★相手(目的語)を~させるのが、他動詞
Let It Go のサビのフレーズ、The cold never bothered me anyway.のように、
寒さが私を煩わせる、といった表現は、日本語にすると、なんかしっくりこないわけです。
いわゆる、無生物主語、つまり、生きていない物が主語になるのは、日本語では不自然なんですね。
それが私を幸せにする。
なんか変でしょ?
普通は、
「そうすれば私は幸せ」とか、「そうしていると私は幸せなの」と、言いますよね。
仮に、主語が無生物じゃなくて、人間だったとしても、この構文は、日本語にすると不自然なんです。
あなたが私を幸せにする。
そんなまどろっこしい言い方せず、普通に、「君といると幸せだよ」って、言えばいいんです(笑)
だけどこれ、どちらも英語だと、普通の構文です。
It makes me happy.
You make me happy.
この、英語の感覚に慣れることが、とても大事です。
寒さが私を困らせたことはない、つまり「寒くたって全然平気」ってことなんですね。
★フレーズは音で覚えよう
botherの意味、用法はこのLet It Goの歌詞で、理解できたと思います。
今度は、「へぇ~」と思うだけではなく、このフレーズを普通に言えるようになるまで、練習しましょう。
メロディーに乗せて、普通に歌えるようになるまで、何十回、何百回と、繰り返し練習してください。
語学は、声に出してナンボです。
それと、英語は喉を開いて、発声するのが基本。
歌うときは、必然的に喉が開くので、英語を話すのに適した状態になります。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
反復練習と発声練習が、英語上達のカギですよ(^O^)
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自動詞、他動詞、苦手ですー。
文を作るときも、全然違ってきますよね。
辞書で逐一調べて確かめるといいんですが・・・。
その蓄積がないので、間違えてしまいます。(/_;)
今日も解説ありがとうございました。(^^)/
kariさん
英語は基本的に他動詞な言い回しが多いんですよね。
日本語だと、「疲れた~」と言いたいとき、
「疲れる」という自動詞があって、それを使うわけですが、
英語には「疲れる」という自動詞はなく、「疲れさせる」という他動詞しかありません。
だから、「私は疲れさせられた状態である」という、
日本人の感覚からするとまどろっこしい構文になってしまうんです。
ここでつまづく方が、結構いらっしゃるので、解説しました~(^O^)