イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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★普通の日本人が英語を話せるようになるには?
私は帰国子女でもなく、周りに英語が話せる人もいない、そんなきわめて普通の、平凡な日本人として、
小学校から高校まで、日本の公立校で、教育を受けました。
それでも、英語にはそこそこ、自信のあった私。
ところがその自信は、大学に入ってすぐ、脆くも崩れ去ったのでした。
詳しくはこちら⇒由美の英語マスターへの道:はじめての挫折
ここから先は、私がいかにして、いわゆる“テキスト英語”から脱却し、普通の英語の習得に、
スイッチしていったか、というお話を、具体的にしてみたいと思います。
学校英語が得意なだけでは、英語は話せるようにはならない。
それは、多くの日本人学習者が、身に染みて感じていることだと思うからです。
私の話が、少しでもみなさんの学習の、ヒントになればと思います。
★自分の英語のまずさに衝撃を受ける
大学に入ってから、英語学習のやり方を、根本的に変えました。
それまでは、どうしても受験英語を、優先しなくてはなりませんでしたから、実践的な英語学習に、
取り組む時間は限られていましたし、やり方もわかりませんでした。
大学に入学し、受験から解放された今、全ての時間を本物の英語習得へと、あてることができます。
ところがここで、一つの壁に突き当たります。
オーセンティックな英語、普通のネイティブの英語を、理解できるようになるには、どうすればいいのか。
基本的に、音が聞きとれていないことが、原因であることは、明白です。
難しい話をしているわけでも、難易度の高い語彙を、使っているわけでもないのです。
単純に、音が聞きとれていないから、普通の会話に付いていけないのです。
つまり英語の発音を、もう一度やり直す必要がある。
当たり前のことですが、音を理解しないと、言葉は聞けるようにも、話せるようにもならないのです。
発音教材をざっと、やり直しましたが、ちゃんと理解できているのか、確信が持てません。
というより、私はちゃんと英語を、発音できているのだろうか。
そこで、父が持っている古いトランジスタラジオを、引っ張り出してきました。
そのラジオには、録音機能が付いていたのです。
“ガッチャン!”と音の鳴る、固いスイッチを押して、スピーカーに向かって、会話を読み上げました。
そして再生すると・・・
えっ、私って、こんな変な話し方してたの?!
それはそれはもう、酷い英語でした。
いわゆる、すべての音がこもっているというか、不必要に巻き舌になっている、なんちゃって英語。
うわぁ~~~Σ( ̄ロ ̄lll)
これはもう、本当に落ち込みました。
自分ではもっと、ちゃんとした英語を、話しているつもりでした。
でも、実際に録音して、客観的に聞いてみると、こうも違うのか。
しばらく立ち直れないほどに、落ち込みました。
正しく発音できていないから、正しい音が聞けないんだ。
そんな基本的なことも、わかっていなかったなんて。
目の前で、何か大きな扉が、開いたような衝撃でした。
もう一度ちゃんと、音を訓練しよう。
そのためには、一から発音をやり直す必要がある。
まずは、自分が勝手に思い込んでいた、なんちゃって発音を、矯正しよう。
私は一から、基本母音や子音にいたるまで、何度も練習しました。
練習しては録音し、聞いてみる。
その繰り返しです。
そして、ある程度慣れてきたら今度は、オーセンティックな英語に、慣れる必要があります。
それは、ネイティブがよく使う、フレーズだったり、チャンクだったりします。
そういった映像教材や、音声教材を手に入れ、訓練に利用しようと思いました。
音声教材は、カセットデッキを持っていたので、それでテープを聞いていました。
が、そんなのでは到底間に合わない、と思ったのです。
やはり、ビデオデッキが必要だと思いました。
★学習環境を整える
私の両親は、娯楽というものに対する価値観が、非常に古い世代でした(戦前生まれです)。
そのため、テレビも今あるのが映る以上は、わざわざ買い替えない、という主義で、
いつまでも、モノラルのテレビだったんですね。
モノラルって、若い人にはわからないかもしれませんが、つまり、多重放送じゃないってこと。
映画とか海外ドラマとか、日本語吹き替えでしか、見れないわけですよ(^ ^;)
この頃はすでに、ビデオデッキも、ほとんどの家庭に、普及していました。
けれどもうちの親は、「テレビなんて、わざわざ録画してまで見るほどのものか」という一言でおしまい。
英語学習に、どうしても必要だから、と何度も言いましたが、“テレビ=娯楽”と思い込んでいる世代。
そもそも、外国語を習得するのに、テキストさえあればいいだろう、という固定観念があるんですね。
だから、私の言うことが、いまいち通じない。
これはもうしょうがないと諦め、私は自分のお小遣いで、テレビやビデオを、買うことにしたのです。
ずっと貯めていたお年玉と、バイト代を足して、まずはビデオデッキを買いました。
ちょうど、私が大学生になったころ、NHKが衛星放送を開始しました。
そこで、BSが受信できるビデオで、最新のものを買ったんです。
20万近くしたと思います。
まだ小娘だった私は、値切るという業を知らず(笑)、言い値で買ってしまいましたよ(´∩`。)
ビデオを購入したので、これで海外ドラマやMTVなどを、録画して見ることができます。
ビデオテープって、当時は高かったんですよ。一本千円以上とかしました、確か。
今なんて、CD1枚の単価が数十円ですもんね、まったくいい時代です。
で、120分テープをまとめ買いし、3倍にして録画していました(貧乏クサッ 笑)
そのうち、ふと思ったんですね。
ドラマにせよ音楽番組にせよ、途中CMが入ったり、関係のない(日本語でしゃべっている)映像が
入ったりして、それが邪魔だなぁと。
これはやはり、必要な部分だけを、効率よく見たい。
で、もう1代ビデオを購入して、ダビング編集することにしたのです。
今なら、PC1台あればすむお話ですが、当時はそんなのないですからね。
パソコンは、下手すると、自動車より高かったですから。
百万くらいしたんじゃなかったかなぁ、確か。
もちろん、YOU TUBEも、iPodもありません(というか、黒電話の時代でした 笑)
オーディオ機器だけで、何十万と費やしてしまいましたが、しかたありません。
英語のためです。
ビデオで自ら、ちまちま編集する、という細かい作業を、毎日繰り返していました。
そのうち、バイト代が貯まると、今度はCDコンポを買いました。
音声教材(CD)を、カセットに落として編集し、通学の行き帰りにウォークマンで聴く。
週末は、録画したドラマなどを編集し、まずは日本語で一度見てみる。
そして、今度は英語で見て、スクリプトを書き起こす。
どうしても聞き取れないところは、なんとなくこんな風に聞こえる、とカタカナ表記する。
そういうのを、延々繰り返しやっていました。
世の中はバブル真っ盛りだったけれど、私には何の関係もありませんでした(笑)
英語学習に費やすための、お金を捻出するために、ひたすらバイトに明け暮れる日々。
けれども、それが辛いとかしんどいとか、思ったことは、一度もありませんでした。
これまでできなかった、オーセンティックな英語に触れるという、エキサイティングな日々に、
充実感と喜びを、感じていました。
まだまだ、私の学習日記は続きます♪(゚▽^*)ノ⌒☆
★英語は音が命
言葉は音で成り立っています。
正しく発音できないと、話せるようにも聞けるようにも、なりません。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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由美さんは学生時代から目標に向かってすごい努力をされていたのですね。
私と大違いです。
ヴィデオデッキ、私も20万以上値切らず払いました。
レンタルヴィデオを借りるのに1つで千円でした。
今はネットでいくらでも生の英語を聞けますが、そのわりには日本人の英語は向上してない様に思えます。
私も録音された自分の英語を初めて聞いた時、ひどいと思いました。
でも由美さんの様にきっちり直そうと努力しなかったんです。
carolinakikiさん
当時は値切るなんてこと、思いもしませんでした(^ ^;)
20万もあれば、今ならテレビとPCとブルーレイレコーダーをセットで買えますね。
思わず、遠い目になってしまいます(笑)
自分の英語を聞いたときの落ち込みようったら、なかったですねぇ。
ああこれ、ホント、なんちゃって英語だわ~と思いました。
あの時のショックと、なにくそ~って意地があったからこそ、
頑張ろうと思えたんだと思います(^ ^;)