イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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★オーセンティックな英語ってなに?
オーセンティックという形容詞は、なかなか日本語に訳しにくいので、カタカナにしました。
なるだけカタカナは使わない主義ですが、しっくりくる日本語が、ないんですよ。
authentic とは、本物の、という意味です。
ここでは、偽物に対する本物、というニュアンスではありません。
偽物の英語というと、語弊がありますから(^ ^;)
そうではなくて、いわゆる“普通の英語”のことを、指しています。
テキスト英語ではない、ネイティブが普通の会話で、本当に使うフレーズや語彙。
そして、やはりテキスト英語ではない、ネイティブの普通のしゃべり方です。
英語に限らず、語学教材の多くに言えるのが、例文がオーセンティックでない、ということなんです。
早い話が、「そんな言い方、私たち(ネイティブ)はしないよ」というような、作られたような会話。
また、「そんなわざとらしい喋り方、しないよ」というような、不自然な話し方。
これはもう、語学教材の持つ宿命とも、言えるんですね。
中でも、日本語ネイティブの私たちが、特に苦労するのが、“英語の音”です。
どれだけオーセンティックなフレーズや語彙を、たくさん覚えても、リスニング力がつかない。
TOEICなどの試験英語は、問題なく聞き取れるのに、普通のネイティブの雑談についていけない。
ドラマや映画の会話が、ちんぷんかんぷん。
これは、音そのものが聞けていないことに、起因しています。
音が聞けていないので、どれだけ語彙を増やそうが、フレーズを覚えようが、効果がないのです。
また、語学教材のリスニング音源は、そのほとんどがいわゆる“テキスト英語”のため、
実際のネイティブの話し方とは、全然違っていることが、とても多いのです。
★本当の英語にトライしてみよう
“ネイティブは、普通に話すとき、そんな喋り方をしません”
これが、多くの日本人学習者が、リスニングに手こずる原因です。
よく誤解されているのが、「ネイティブは早口だ」というもの。
早口だから、聞き取れない。
だから、早口の英語を聞けばいいんだと、音声を2倍速にしたりして、訓練する人もいます。
けれども、実際のところ、ネイティブはそれほど早口ではありません。
早口だから聞き取れないわけでは、ないんです。
こちらに、オーセンティックな音源を、アップしました。
いわゆる普通の、ネイティブ同士が話すときのような、話し方です。
これが聞き取れれば、あなたはネイティブの英語に、馴染んでいることになります。
聞き取れなかったとしたら、何が原因なのか、考えてみましょう。
問題は10問あります。
では、リスニングテストをどうぞ!
どうですか?
10問中、どれくらいわかりましたか?
どの言語もそうですが、普通の会話において、音がリダクションされることは、珍しくありません。
ただ、日本語は音の幅が狭いため、私たちの耳がキャッチする音の範囲も、狭いんです。
音の幅や種類の多い英語を、聞けるようになるためには、音のルールを知ることが不可欠です。
私は、英語ネイティブに、日本語を教えた経験がありますが、彼らが日本語の音に苦労しているのを、
見たことが一度もありません。
実際、日本語教材のほとんどが、読み書きに焦点を置いたもので、リスニングは二の次です。
それでも彼らは、普通に日本語が聞けるようになります。
また、レッスン中に、私がちょっと言い方を、変えたとします。
たとえば、「ではまた」というところを、「じゃあまた」と、言ってしまったとしますね。
すると即座に、「先生は今、“ja mata”って言いましたよね?これは、“dewa mata”とは違うんですか」
といったような質問が、飛んできます。
英語ネイティブは、音の種類が豊富な言語が母語であるため、音の種類の少ない日本語を聞き取るのは、
彼らにとって、さほど難しいことではないのです。
私たちは、そういう意味で、ある種のハンデがあることを、覚悟しなくてはなりません。
★音のルールを理解しよう
発音のルールを理解することが、オーセンティックな英語に慣れる、一番の近道です。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
特に重要な喉発声と、基本母音に関しては、Yumiが動画で解説しています。
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由美さんご無沙汰しております(^^ゞ
由美さんのブログを拝見させて頂いて
いつも大変勉強になっています
早速ですが、質問してもいいですか?
リスニングテストのWhere did you get those?なんですが、
Where did you getまでは判ったですが、
その後のgetのtと後のthoseのthのところがよく解りませんでした^^;
この部分の音はthの音が含まれていますか?
それともthは省略されてたりしてるんでしょうか?
よろしくお願いします。m(__)m
ベイビーさん
いつもブログをチェックしていただき、ありがとうございます!
get those の部分ですが、t とそれに続く thが、合体した状態です。
省略というより、一緒になってるといったほうがいいですね。
むしろ、tの音がthに吸収されている感じです。
舌を使う音は、いろんなリダクション・リエゾンパターンがあります。
これを理解することが大事です(^O^)
ご返事ありがとうございました。
すごく参考になりました。
これからもよろしくお願いします。m(_ _)m