イングリッシュブートキャンプ：由美です。
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★まずは、自分の位置を客観的に知ろう
英語をマスターするのに、ＮＧな３つのこと。
いよいよ最後の一つです。
２つは、既に前回の記事で、説明しました。
前回の記事はこちら⇒英語をマスターするのにやってはいけない３つのこと－前編
何ごともそうですが、一つのことをある程度のレベルまで、習得するには時間がかかります。
外国語の習得には、だいたい１万時間かかる、と言われています。
１日３時間学習時間を取り、１年続けたとして、１０００時間ちょっと。
このペースだと、習得には１０年かかるわけです。
もちろん、個人差はあります。
スポーツでも楽器でもそうですが、物覚えの良い人、すぐにコツをつかむ人、
もって生まれて運動神経の良い人、音感の良い人、そういう人は、早く身に付くでしょう。
けれども、そういう人であっても、ある程度のレベルに達するには、必ず継続的な訓練をしているはずです。
まずは、自分のレベルがどれくらいなのか、冷静に判断しましょう。
現時点ですでに、普通に英文メールや、長文が読めるレベルなのか。
グーグル翻訳に頼らないと、英語を読むのはままならない、というレベルなのか。
ＴＯＥＩＣを受験したことがあるのか、あったとしたら、スコアはどれくらいなのか。
身の丈に合った訓練をすることは、何事においても、非常に大事なのです。
体力も筋力もまるでない、これまでまともに運動をしてこなかった、という人がいきなりリングに上がり、
ボクシングの打ち合いをしても、結果は見えていますね？
基礎体力のない人は、まずは体力作りからです。
英語も同じ。
場当たり的な学習プランは、立てても意味がありません。
大切なのは、基本を押さえる、これ以外に上達の道は、ないと思いましょう。
★やってはいけないこと その３
とっさの一言、フレーズ集、といったものばかり買う
やってはいけないことの、最たるものがこれ。
思い当たる節のある人は、要注意ですよ～
これは総じて、初級～中級くらいの学習者が、陥りやすい落とし穴です。
この手の、いわゆる「ネイティブに通じる」的な、謳い文句のついた本や、フレーズ集。
例えば、ひとコマ漫画やイラストなどで、解説してあるような本。
こういったものばかりやって、学習した気になってしまう、というパターン。
これは、絶対にやめましょう。
ＳＮＳなどでアップされている、フレーズ・単語などもそうですが、そういうのをフォローして、
へぇ～そうなんだ、と見ているだけでは、勉強したことにはなりません。
「この百フレーズを覚えれば英語はマスターできる」みたいな本に手を出す前に、することがあるはず。
まずはきちんと、文法書と語彙集を買いましょう。
文法書を隅から隅まで、みっちりきっちり、読んで覚えて問題を解く。
語彙も同じです。
中学英語で既に不安のある人は、超基本単語・熟語から、覚え直してください。
それをすっ飛ばして、「とっさのフレーズ集」とかやっても、英語は習得できません。
既に基礎力があり、大体の英語は読めるし聞ける、という人はまた話は別です。
そういう人は、自分の弱点が何か、わかっていることが多いので、穴を埋めて行く学習をすればＯＫ。
初級～中級くらいまでの学習者は、必ずいちからきちんと、文法と語彙をやり直しましょう。
全てはそれからです。
★英語は音とリズムが命
語彙を覚える際、必ずやるべきことがあります。
それは、音も一緒に覚えることです。
せっかく覚えても、カタカナ読みをしていると、聞き取れません。
また、間違った音で覚えた語彙やフレーズは、後から矯正するのに苦労します。
覚える時に、同時に発音も押さえましょう。
言葉は音で成り立っています。
文の組み立てにルールがあるように、発音にもルールがあります。
音のルールを知ることが、言葉を習得するうえで、最も基本的で大切なことなのです。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
マニュアルの詳細、サンプルはこちら♪
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