沖縄問題で、鳩山さんは窮地に立たされてますね。
まあ、沖縄問題以前のところで、すでに問題は山積みだったわけですが。
普天間の基地問題、これはもう日本代表(つまり首相)の交渉力に全てがかかっているわけで、
元首というのは自国の国益を最優先させるのが本懐なんですよね。
今回の顛末に、あちこちで見られるのが、
オバマ大統領になったからといって、アメリカが変わるわけではなかった、
という失望にも似たような論調で、思わず耳(目)を疑ってしまいました。
結構まともだと思っていた評論家なども、所詮アメリカという国は独善的なのだ、
といった発言をしていて、日本人はどこまでいってもこのざまなのかと失望しましたね。
オバマさんは幼稚園の先生じゃないんですよ。
アメリカの大統領なんです。
だから、アメリカの国益を最優先するのは当然のことなんです。
日本は、日本の国益のためにアメリカと交渉する、それが外交術というもの。
残念ながら、鳩山さんにはその器がなかっただけのことです。
そして、そういう代表を選んだのも他ならない私たち国民なんですよ。
大統領がオバマさんに変わった、だからきっとオバマさんなら私たちの立場になってくれる、
ブッシュとは違い、日本のことをもう少し考えてくれるに違いない・・・って、
日本人はどこまで依存心が強いんでしょう。
いい加減、目を覚ますべきだと思うんですけどね。
さて、辛気臭いお話はこのくらいにして・・・
日本人が苦手とする発音の代表格としてよく挙げられるのが、“l”と“r”、“th”です。
では、他の言語を母国語とする人にとって、苦手な英語の音はないのでしょうか。
もちろん、あります。
まずは、有名なベルリッツのCMをご覧ください。

Mayday, Mayday!という叫び声、これは“緊急事態発声”という意味です。
船や飛行機などが出すSOSの信号ですね。
その後、We are sinking!(船が沈みかかっている!)と続くわけですが、
この若いドイツ人湾岸警備員は、“s”と“th”の区別がつかないんですね。
で、What are you sinking(thinking) about? 何を考えてるんですか?
と返してしまうというオチです。
実際、ドイツ語ネイティブの人は、th の音が苦手な人が多いですね。
I think…というところを、I sink…と言ったりします。
今やカリフォルニア州知事となったアーノルド・シュワルツェネガーは、
オーストリア人なのでドイツ語ネイティブですが、彼の初期の映画出演作を見ると、
かなり強いドイツ語訛りが見受けられます。
彼も、ハリウッドに渡ってから英語が随分上手くなりましたが、
それでもいまだにドイツ訛りが抜けませんね。
訛りと言えば、つい最近、ラッセル・クロウがイギリスのラジオ番組で訛りについて言及され、
収録中にも関わらず切れて帰ってしまった、というニュースがありました。
ラッセル・クロウは確かニュージーランド人です。
キウイと呼ばれる彼ら独特の方言を、イギリス人ラジオDJが面白おかしく言ったのでしょうか。
そのあたりの詳細はわかりませんが、俺は訛ってない!と憤慨していたそうです。
訛りって悪くないと私は思うんですが、どうでしょう?
もちろん、SOSをスルーしてしまうようでは困りものですが。
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