イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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★トニー賞、渡辺謙惜しくも逃す
日本人初のトニー賞受賞なるか、と大きな期待を寄せられていた、渡辺謙さんですが。
残念ながら、彼は受賞できませんでしたね。
それでも、ノミネートされただけでも、凄いことだと思います。
「The King and I(王様と私)」と言えば、私の世代だと往年の名優、ユル・ブリナーのイメージです。
でも、シャム王だから、アジア人俳優が演じたほうが、リアリティーがありますね。
謙さんのダンスとセリフ、動画でチラッと見ましたが、素晴らしい存在感だと思いました。
映画と違って、舞台は生ですから。
大変だったと思います。
しかも、欧米のお客さんは目(耳も)が肥えているので、良い舞台でないと途中で席を立って、
そのまま戻ってこないことも、普通にあったりしますから。
演じる方は、ドキドキものだと思います。
以前、「がんばって」に対する英語として、“Break a leg!”を、挙げてくださった方がいますが、
このフレーズは、これから舞台に出る役者に、「足の骨を折るくらいの気持ちで、思い切りやれ」という、
激励の言葉から、来ています。
そのくらいの気持ちで臨まないと、やってられないってことでしょうね(^ ^;)
主演女優、Kelli O’Haraの受賞スピーチ
さて、この主演女優のケリー・オハラさんですが、喜びのスピーチを見てみましょう。
せっかくなので、ディクテーションに、挑戦してみてください。
Thank you.
Thank you so so so very much. Thank you with ( )( ) my heart. I’m going to ( ) a deep breath and I…you’d think that I ( )( ) written something down by now, but I haven’t. I haven’t, I wouldn’t ( ) myself to do that but I will say this:
I love what I do and I don’t need this but now that I have it I got some things to say.
Um…I…I come from a place far away but there’s a ( ) teacher there and two of us tonight, Kristen and I ( ) her Florence Birdwell, thank you for that.
出だしの部分です。
<訳 by Yumi>
本当に、本当にどうもありがとうございます。心から感謝します。ちょっと深呼吸させてください・・・今このために何か準備して(書いて)きたと、思われるかもしれませんが、そんなことはありません。そんな余裕など到底ないですが、でも何か言わないと。私は大好きなことをしていて、だからこういう賞は必要ないんだけど、でもいただいたからには何か言わなくてはいけませんね。えっと・・・私はここからは遠い田舎の出身ですが、そこには今夜ここにいるクリステンと私の二人が、お世話になったフローレンス・バードウェル先生がいらっしゃいます。先生、ありがとうございます。
という感じで、ご本人もずいぶん興奮(混乱?)しています(笑)
トニー賞をもらうということは、世界のミュージカル界の頂点に立つようなものですから。
また、このスピーチでは、 渡辺謙さんへの感謝も、述べられています。
日本のメディアでは、このことばかりが取りざたされていましたが(^ ^;)
動画の、ちょうど1分20秒過ぎあたりです。
My king…Ken Watanabe, you are the King, my king.
私の王様、渡辺謙、あなたは私の王様です。
と述べています。
こういった受賞スピーチでは、関係者やカンパニーの名前を、一人一人挙げていくのが、欧米流ですね。
さて、ではディクテーションの解答に、いきましょう。
all of
take
would have
allow
little
share
どうでしょうか。
一つ一つの文章は、それ自体はとてもシンプルです。
もしも引っかかるとしたら、仮定法の部分だと思います。
You’d think I would have written…という、この手の構文は、日常会話では頻出です。
仮定法を理解していないと、ネイティブの普通の会話は、ほとんど理解できないと言っても、いいでしょう。
もう一度このあたり、きちんと復習しましょう。
それと、音の繋がり(リエゾン)や、going to が gonna になったりするという、発音ルールも基本です。
こういった基本的なルールを、まずは押さえることからやりましょう。
★英語は音とリズムが命
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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Oh my goshも入れて欲しかったです。
トニーアワード、毎年楽しみにしています。日本でも放映されているのですか?
ミュージカルが大好きなので、ブロードウェイには何度も行っているのですが、キングアンドアイは特に興味が無かったので映画も見ていないのです。でも生の謙さんはみてみたいですね。それにしてもニューヨークの舞台に主役で出演するなんてすごすぎますね。
carolinakikiさん
日本では地上波では放送されてないんじゃないでしょうか。
私はテレビを見ないので、ちょっとわからないのですが・・・
ミュージカルは私も一時すごく好きで、ブロードウェイにも何度も行きました。
最近はとんとご無沙汰ですが・・・
「The King and I」」は、映画版(ユル・ブリナー版)を凄く昔に見ました。
テレビで放送されてたように思います。
うんと昔ですね(^ ^;)
謙さん、これからも益々活躍してほしいですね。
こんにちは!ご両親へのメッセージが、微笑ましくていいですね。
謙さんへのフルネームでのよびかけに、胸がいっぱいに。
謙さんの表情も素敵でした。映画では香港スターのチョウ・ユンファが
演じてましたね。彼も素敵でした。このミュージカル、DVDに
ならないですかね〜。見てみたいです。
Rainyさん
そうなんですよ、ご両親への呼びかけが何とも言えず微笑ましい。
嬉しくて嬉しくて、親孝行できた~っていう高揚感が伝わってきます。
渡辺謙さん、白血病で一時は大変だったのに、
よくぞここまで・・・という感じですね。
チョウ・ユンファもそうですが、謙さんにはアジア人男性には珍しい
男性的な雰囲気というかフェロモンがあると思います。
これからもさらに活躍していくんじゃないでしょうか。