イングリッシュブートキャンプ:由美です。
今回のテーマは“スラング”-slangです。
スラングを使う際に注意すべきことについて、お話しますね。
外国語学習にスラングは必要か
外国語を学習していて、避けて通れないのがいわゆる“スラング”、つまり俗語です。
スラングというと、「品がない」「教養のない言葉」「乱暴な言葉」という、イメージがあるかもしれません。
ノンネイティブである私たち日本人が、うかつに手を出すのは躊躇われるという人もいるでしょう。
それはある意味、正しい判断と言えます。
なぜなら、スラングは使う場面や相手など、気を付けなくてはいけないからです。
では、スラングを学ぶ必要はないのかというと、そうではないんですね。
スラングを知らないと、コミュニケーションに齟齬をきたします。
一言でスラングといっても、いろんな種類があります。
中には下品なものもありますが、そればっかりではありません。
普通に友人同士や、会社の同僚同士が使うような口語表現の延長上のものも、たくさんあるのです。
そういったものはやはり、知っていないとダメでしょう。
映画や小説はスラングの宝庫
スラングは気軽に使うと、痛い目を見ることもあります。
けれども知らないと、ネイティブの会話についていくことはできません。
特に、難易度の高い語彙や構文を知っているのに、映画やドラマの英語がわからないという人は、スラングや口語表現を知らなさすぎる、というのが原因だったりします。
たとえば、次の文章。
これは実際に、『Mr. and Mrs. Smith』という映画の中で、アンジェリーナ・ジョリーが言ったセリフです。
It was half-assed. Like Christmas, like our anniversary, like the time you forgot to bring my mother’s birthday present.
何をやっても中途半端。クリスマスもそう、結婚記念日もそう、私の母親の誕生日プレゼントを忘れた時だってそうだったわ。
いつも適当な夫に対し、妻が切れて文句を言うシーンです。
この、half-assedという形容詞は、中途半端な、という意味のスラングです。
assとはお尻のことで、あまり上品な言葉とは言えません。
ただ、Kick-Ass(キックアス)という映画があるように、スラングでは多用される単語です。
ちなみに、kick-assとは、カッコイイという意味。
発音は、キックアスではなく、“キッカ~ス”
他に、badassというのもあって、こちらもクールな、カッコイイ、という意味があります。
発音は、“バダ~ス”
昔、語学系出版社で営業をしていた時、某大学の英語の先生(アメリカ人)から、
Do you have any kick-ass conversation book?
なんかカッコイイ会話教材ってある?
というメールが来たことがあります(笑)
この先生とは何度も会って話をしているので、送ってくるメールもかなりフランクなものでしたが、さすがにこの一文を見た時は、ちょっと軽すぎるのでは・・・と思った記憶があります(^ ^;)
ともあれ、スラングは自分が使うことはなくても、最低限知っておく必要があるでしょう。
メールの場合は、知らなければ辞書を引けばいい話ですが、会話の最中だとそうもいきません。
スラングなんて必要ない、なんて言わずに、知らないフレーズは覚えるようにしましょう。
英語は音とリズムが命
言葉は音から成り立っています。
いくら語彙やフレーズを知っていても、正しい発音を知らなければ、ネイティブの会話についていくことができません。
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