イングリッシュブートキャンプ:由美です。
英語を学習していて誰しも思うのが、やってもやってもきりがない、ということではないでしょうか。
私たち日本人は中学から英語をやり始め、高校までに6年間、大学に進学すればさらに1、2年、社会人になってからも英語が必要な人はそれ以上に、断続的に学習してきているわけです。
これほどやっているのに、出張でNYに行くと、デリでサンドイッチの注文すらできない。
スタバでコーヒーを頼もうとすると、店員に聞き返される、または店員の言っていることが聞き取れない。
TOEICのスコアはそこそこあるのに、なぜか会話になるとつまずいてしまう。
そんな歯がゆい思いをしている人は、少なくないはずです。
ではどうすれば、英語がペラペラになるのでしょうか。
英語が流暢な人に見られる特徴とは?
英語が堪能な人、上達の早い人に共通して見られる特徴があります。
動画で解説しましたので、まずはご覧ください。
ところで、この動画では“メンタルバリアー(精神的な壁)”については、あえて触れていません。
それは話すと長くなるからです(笑)
けれども実際のところ、このメンタルバリアーが英語学習の妨げになっていることも、少ないくないのです。
英語の上達が早い人は、メンタルバリアーがあまりない、またはメンタルバリアーを克服した人だと言うことができます。
そこで、私が個人的にこれまで出会った英語力の高い人、英語を使った仕事をしている人、またあっという間に英語を話すようになる人の共通項について、まとめてみました。
あくまでも私個人の経験上からくるものですが、これは同業者の多くが賛同してくれているので、まず間違いないと思ってもらって大丈夫だと思います(^O^)
その1 おしゃべりであること
これはもう当たり前と言えば当たり前なのですが、英語ができる人は見事にみんな、話し好きです(笑)
日本語で話していても、次から次へと言葉が出てくる。
黙っているということがない。
人の話を聞いていても、よく笑う。
それも、声を出して笑う。
これは、外国語を習得する上で、ある意味とても大切な要素でもあります。
なぜなら言葉というのは、誰かと話したいと思うことが、一番のドライブになるからです。
たまに、せっかく英語を勉強しているのに、ネイティブから話しかけられたり、話すチャンスがあるときに尻ごみしてしまう人、または誰かほかにもっと英語が流暢な人がいないか、頼ってしまう人がいます。
そういう人は、どうしても上達が遅くなります。
せっかく覚えたフレーズを、すぐにでも使ってみたい。
そう思って行動する人は、どんどん上達します。
よほど語学の才能がある人は別として、普通の人の場合、この「しゃべり好き」という要素は、第二言語習得において、不可欠なようです。
その2 間違いを恐れない
これは「しゃべり好き」と、ある程度関係してくることかもしれませんが、語学がすぐに上達する人は、とにかくネイティブとしゃべりたい、自分の覚えた英語が通じるか試したい、という強い欲求があるのです。
なので機会があれば、見逃しません。
なくても自ら作りに行くくらいの、積極性があります。
そして、実際にしゃべってみて、それで通じなかったり聞き返されたりしても、それほど落ち込まない。
ダメージを受ける以上に、「なんで通じないんだろう、なにがまずいんだろう」と、必死で原因追及をします。
そして「次こそは絶対に通じさせるぞ!」と、さらにエンジンがかかるのです。
これは例えば、スポーツなどでも同じです。
がんばって練習して、本番で成功しなかったとします。
そこで「ああ、自分はダメだ、もう二度とやらない」なんて思っていたら、スポーツは上手くなりません。
なんで成功しなかったんだろう、と原因を見定め、再びトライする。
成功するまでやり続ける人だけが、どんなスポーツでも上達するのです。
繰り返し述べてきていることですが、語学はスポーツとプロセスが似ています。
「おしゃべり」=「体を動かすこと」
「間違う」=「試合でへまをする、負ける」
と、入れ替えて考えてみてください。
体を動かすのが好きではない、また試合で上手くできない・勝てないと尻込みする、という人は上達しない。
語学も同じことなのです。
その3 洋楽が好き
最後に、これは英語上級者ほぼ全員に共通していることですが、みんな洋楽好きであるということです。
洋楽というのはクラシック音楽ではなく、あくまでもロックやポップス、ジャズなど英語で歌われる音楽を指します。
いわゆるビルボードTOP40などにランクインするような曲や、スタンダードジャズなどのことです。
英語上級者は、十代から二十代くらいにかけてひたすら洋楽を聴いていた、という人が圧倒的に多いんですね。
洋楽しか聴かないという人が、おそらく大半ではないかと思います。
ロック、ジャズといった音楽ジャンルは、アメリカから生まれています。
つまり、アメリカの言葉(英語)のリズムが、生み出した音楽なわけです。
言葉は音やリズム、イントネーションを習得しないと、話せるようにも聞けるようにもなりません。
また、洋楽は学校では習わないような、けれどもネイティブがよく使う語彙、フレーズの宝庫です。
たくさん音楽を聴いているうちに、繰り返し出てくるフレーズは覚えますし、またメロディーで覚えるので、正しい音やリズムを一緒に覚えることができるという、いわゆる一石二鳥なわけです。
言葉は音とリズムが命
言葉は音から成り立ちます。
正しい音を出せないと、通じませんし聞き取れません。
常に正しい発音を心がけることは、スポーツで言うと基本の型(かた)を体に覚え込ませるのと、同じです。
いわゆる、基礎トレーニングなのです。
そしてトレーニングが終わったら、実地体験(試合)に出ます。
実際にネイティブと話してみて、通じるかどうか試してみる。
ひたすらその繰り返しで、語学は上達していくものなのです。
今日ご紹介した“英語が流暢な人に共通するの3つの条件”を、自分に当てはめてみてください。
自分には欠けているなぁ・・・と思ったら、少しでも意識して取り入れるようにしましょう。
まずは、発音の基礎を一からやり直してみましょう。
間違ったフォーム(型)が癖になると、スポーツはなかなかうまくなりませんね?
英語も同じで、間違った発音のままでは、話せるようにはなりません。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、母音や子音といった個々の音はもちろんのこと、リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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こんばんは。
由美さんの考えは以前からブログを見ているので理解しているつもりです。
私の場合、音もまだまだ聞けませんが、聞けたときでも、瞬時にして意味が分からず、そのまま話が先に進んでしまい、分けが分からなくなってしまうことがあります。会話する機会はほとんどないので、主に由美さんがアップした動画を見る時のことですが・・。
これはやはり聞きなれていない、聞く回数が圧倒的に少ないということでしょうか?
あ、そうだ、句動詞とか、意味を知らないのも多いからだ。
自分で結論付けてしまいました。(笑)(*’ω’*)
kariさん
コメントありがとうございます(^O^)
音がなんとなく聞けているのに瞬時に意味が取れない、そのせいでついていけない
という場合は、ご自身でもおっしゃっているように、フレーズそのものを知らない、または聞いたことはあるけどはっきり認識していない、という可能性が大きいです。
句動詞やチャンクを増やす方法としておすすめなのが、ドラマや映画です。
実際にネイティブと話す機会が多い場合は、とにかくどんどん話す。
これが一番なんですが、直接ネイティブと話さなくてもドラマなどでも代用できます。
好きなドラマや映画を見て、出てきたチャンクで知らないものは片っ端から書き出します。
何度も口に出して繰り返し練習する、というのをやるといいですよ(* ‘-^) ⌒☆