『英語喉』の著者、上川一秋さんのブログで、英語以外の言語も多くが喉発声であると書かれています。
スペイン語もフランス語もイタリア語も喉発声。
そのことに気付くだけで、今まで聞こえなかった音が聞こえてくるようになる。
たとえば、英語以外の言語を聞いてみると良い、と上川さんは言っています。
意味はわからなくとも、何となく音が鮮明に聞こえてきませんか?
早口のところは難しいにせよ、聞こえてきた音をそのままリピートできませんか?
実際にやってみてください。
ということで、例に挙げられていたのが、早弾きギターの代表格、イングウェイ・マルムスティーンでした。
インギー(イングウェイの愛称)といえば、若かりし頃はギターの貴公子と呼ばれる美形でしたが、
年と共にどんどん膨れてしまいましたね(泣笑)
で、この方、スウェーデンの出身なんです。
スウェーデン語で話しているところを、上川さんのおかげで初めて見ることができました。

ちなみに、こちらはインギーの英語インタビューです。

どうでしょう?
彼の英語を聞いて、ノンネイティブだと気が付きますか?
このインタビューで、彼は6、7歳の頃から英語を習い始めたと言っています。
なので、それも影響しているかもしれません。
他にも、ノンネイティブなのにネイティブのような英語を話す人がいます
元ハノイ・ロックスのボーカル、マイケル・モンローです。

彼はフィンランド人で、母国語はフィンランド語です。
ここでは前半少し英語も交えて話していますが、途中からずっとフィンランド語です。
では、彼の英語インタビューを聞いてください。

どうでしょう?
彼らがこれほどまでに英語がナチュラルで流暢なのは、母国語の発声が大きく影響しているのでは、
と、これら母国語のインタビューを聞いてあらためて思いました。
もちろん、発声だけでは流暢さを完璧に身につけることは難しいでしょうが、
少なくとも、そこをクリアすることでずい分変化が出るのではないかと思います。
日本語は、喉をほとんど使いません。
喉発声を習慣づけるのは、なかなか骨の折れる作業ではあります。
気を抜くと自然に喉が閉まってしまいますから。
ちょっと緊張したり、考え込んだりするだけで、喉は閉まります。
もう、ホント、嫌になるくらい(苦笑)
リラックスしてノッて来ているときは大丈夫なのですが、
突然日本語から英語にスイッチしなくてはならないときとか、
しばらく英語を使っていなくて、突然話さなくてはならない状況になったときとか、
やはりどうしても最初の出だしは不調なんですね。
これが母国語が喉発声の人にはないんだと思うと、なんだか損したような気分ですが、
そんなことを言ってもしょうがないですからね。
上川さんもおススメしているように、色んな言語(フランス語やイタリア語など)のインタビューを
YOU TUBEで見つけては聴いてみるとヒアリングの訓練になると思います。
ぜひ、お試しあれ音譜
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