おはようございます♪ イングリッシュブートキャンプ:由美ですo(^-^)o
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またしても釣りタイトルみたいですが、釣りではありませんよ(笑)
知り合いのドイツ人男性が、実際に言ったセリフです。
この方、非常に生真面目な人で、いかにも典型的なドイツ人、という感じです。
客員教授というかたちで、日本の大学にやってきたのですが、
真面目な方なだけに、日本に住むからには日本語を習おうと、レッスンを取り始めました。
生まれて初めての日本語のレッスンです。
簡単な単語と、文法から覚えていきました。
これは○○です。
私は××です。
あなたは△△ですか。
ある日、大学主催のレセプションがありました。
奥様と一緒に参加されたその教授は、習いたての日本語を使おうと、張り切っていたんですね。
早速、列席の教授陣に、日本語で奥様を紹介しました。
これは、私の女です。
はい、アウト~~~~~(爆)
いえ、間違いではありませんよ。
確かに、あなたの女です、それはそうでしょうとも。
でも、日本語でそういう言い方をすると、ちょっと誤解を招いてしまいます(○´艸`)
この間違いは、母国語がドイツ語だから起こりえたことなんですね。
ドイツ語で「女」を意味する“frau”という単語は、「妻」という意味もあります。
そうです。
彼は、日本語も同じように、「女=妻」として使える、と思ってしまったんですね。
英語もそうですが、“woman”という単語には、下品な響きはないんですね。
「彼女、良い人だよね」と言いたければ、“She’s a nice woman.”でいいわけです。
でも、日本語で「女」というのは、あまりお上品な感じがしませんね。
ニュース報道で、犯罪者に対して使う単語でもあります。
「女」とか「男」とは言わずに、「女性」「男性」というのが普通ですね。
このように、言葉って一筋縄でいかないんですよ。
母国語では当然だと認識されているものが、外国語だと全然違ったりする。
そこが面白いんですけどね。
奥様を「私の女」と紹介してしまった、客員教授のドイツ人は、間違いを指摘されて、
耳まで真赤になっていたということですo(^-^)o
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