友人の写真家、吉竹めぐみさんの記事が、6月17日発売の週刊新潮に載っています。
吉竹さんは、ベドウィンの一家を毎年訪ねては彼らと寝起きを共にし、
その生活や風景をシャッターにおさめてきました。
これまでも何度か個展を開いています。
吉竹さんのサイトはこちら⇒アラブ-ベドウィンと暮らして
シリア砂漠一帯を放牧しながら暮らす、ベドウィンの人たち。
その苛酷な暮らしぶりからは想像もつかないほど、暖かく笑顔に満ちた彼らの生活。
新鮮なラム肉(吉竹さん曰く、ベドウィンのラムを食べたら他の肉は食べられないそうです)。
ミニマムな生活というのは、文明の利器に囲まれた私たち日本人からは最も縁遠いもの。
そこにはプライスレスな何かがあるように思えます。
アラビアのロレンス(T.E.Lawrence)がきっかけで、
アラブに憧れを抱くようになったという、吉竹さん。
私も、あの映画は大好きでしたし、漫画の『T.E.ロレンス』も全巻持っています。
本物のロレンスの写真↓
湾岸戦争以来、日本ではアラブというと好戦的なイメージが強くなってしまいました。
吉竹さんの写真に映るベドウィンたちの笑顔を見ていると、
そんな偏見などどこかに飛んで行ってしまいます。
この世界にはまだまだ私の行ったことのない、知らない場所がいっぱいある。
なんだか、旅に出たい気持ちになりました。
遠くへ行きたい
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