イングリッシュブートキャンプ:由美です。

英語は中学英文法さえカバーしていれば、日常会話はほぼ事足りる。

と、よく言われますね?

それって本当なのかしら・・・と思う人もいるでしょう。

中学英語でOKならなぜ、ネイティブの会話はあんなに難しいのか、聞き取れないのか。

その理由は、“発音”にあるのです。

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“読めるけれど言えない”フレーズは聞き取れない

多くの方がリスニングでつまずく原因は、正しい音を理解していないことにあります。

たとえば、中学英語で書かれたシンプルな文章があるとします。
それを読む分には問題がない、ゆっくり黙読すれば意味が理解できる。
けれども、それを口に出して言ってみると、実際の発音とはかけはなれた言い方をしている場合、あなたの英語はネイティブに通じないでしょう。

音を正確に出せないと、短いフレーズや単語でさえ聞き返されます。
レストランでメニューを何度言っても通じず、しょうがないので指差したという経験は、誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか。
英語は音の種類が日本語より遥かに多いので、ネイティブは「これはもしかしてこういうことかな・・・?」とは、なかなか推測できないのです。

また、個々の音を正確に発音するだけでは、フレーズをナチュラルに言うことはできません。
英語は音が繋がっていく言語です(これをリエゾン、またはリンキングと言います)。
繋がることで音が変化するので、このリエゾンのルールを知らないと、ネイティブの英語が聞き取れないということになります。

かの有名なAppleの創始者、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業祝辞から、一節を使って練習してみましょう。

まずは次の文を、読んでみてください。


Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was 20.

二十歳の時、私はウォズと一緒に両親のガレージでアップルを立ち上げた。


中学で習うwhen節の構文ですね。
英検3級レベルの英語力があれば、読む分には難しくはない文章です。

では、実際にジョブズはどんな風に言っているでしょうか。

こちらの動画の、開始5分45秒過ぎあたりで聴くことができます。





さて、ジョブズが言ったようなリズム、スピード、イントネーションで、あなたの頭の中にこの文章が再生されていましたか?

うわっ、早いな・・・
あれ?なんか思っていたのと違う・・・

と思った方は、おそらくこのスクリプトがなかったら、聞き取れていないと思います。

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オーバーラッピングの効果はてきめん!

この一節を実際に、ネイティブ(ジョブズ)と同じように言う、という訓練をしてみましょう。
まずは音のルールを理解し、丁寧に真似することが重要です。

わかりやすく動画で解説しましたので、参考にしてください。





どうですか?

こんな感じで、自分でも何度も練習し、最終的にオーバーラッピング(音声にかぶせて言う)をします。
ジョブズの声にかぶせるようにして、自分も言ってみるのです。
ピタッとシンクロするまで、何度も繰り返し練習しましょう。
慣れてきたら、ジョブズの声色(声のトーン)や、表情まで真似るといいですよ。
なりきることが、英語上達のコツです。

ぜひ、やってみてください。

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