イングリッシュブートキャンプ:由美です。
英語に限らず、外国語を習得するうえで欠かせないのが、語彙力です。
単語を知らないと、いくら聞いても意味は理解できません。
また、長文を読みこなすこともできません。
そうは言うけど、英単語ってなかなか覚えられない・・・というあなた。
そんなあなたに、とっておきのボキャビル法をご紹介します。
スポンサーリンク
接頭辞・接尾辞を知る
英語の一番の特徴が、ひとつの単語に「名詞」「動詞」両方の意味がある、ということです。
全ての単語がそうというわけではないですが、ほとんどの単語に名詞・動詞両方の意味があり、時として形容詞の意味もあったりします。
たとえば、payという単語。
これは「支払う」という動詞であり、「賃金」「報酬」という名詞でもあります。
こういう品詞の理解は、英語を習得するうえで非常に重要です。
そして、このpayに接頭辞のpreが付くと、prepayとなります。
preは「事前に」という意味を持つ接頭辞です。
prepay 前払いする
preview 試写
preschool 就学前の
など、この接頭辞を知っていると、意味を理解しやすくなります。
同様に、接尾辞も重要です。
payableで、「支払い可能な」という意味になります。
ableは可能を意味する接尾辞だからです。
agreeable 同意できる agree(同意)+ able
portable 持ち運びできる port(運ぶ)+ able
sustainable 持続できる sustain(維持する)+ able
接尾辞・接頭辞を知っておけば、一つ単語を理解しただけでその2倍、3倍の語彙力が付くことになります。
スポンサーリンク
句動詞を押さえる
読むのはそこそこ得意なのに、会話になるとまったくついていけない。
ドラマや映画の会話が理解できない。
という人は、句動詞を知らないことが原因です。
句動詞(phrasal verb)は、話言葉で頻繁に使われるもので、これらは書き言葉とは違い、簡単な単語の組み合わせでできています。
動詞+前置詞
同時+副詞
の組み合わせが一般的ですが、日本人学習者はこういった句動詞を知らないことが多く、そのせいで簡単な会話にもつまずくことになります。
come across 出くわす
pull over 車を(道路わきに)止める
catch up 久しぶりに会う
We should catcu up soon!で、久しぶりにまた会おうね、という意味の会話フレーズです。
こういった口語表現は知らないと使えません。
難易度の高い単語だけでなく、句動詞も覚えるようにしましょう。
スポンサーリンク
多読・多聴でしっかりと記憶に残す
なるほど、接頭辞に接尾辞に句動詞か・・・だけど、覚えても覚えてもすぐ忘れるんだけど・・・というあなた。
単語帳を作って例文を覚えて・・・というだけでは、なかなか記憶に残りません。
語彙増強の最強アイテムは、リーダーズ(graded readers)と映画・ドラマです。
たとえば、hideousという単語。
これは「非常に醜い」「おぞましい」「おそろしい」という形容詞ですが、これだけを単体で覚えてもすぐに忘れてしまいます。
ところが、映画やドラマの台詞で出てくると、そのシーンと共に記憶に残るため、忘れにくくなるのです。
映画『The Devil Wears Prada(邦題:プラダを着た悪魔)』で、ヒロインが言うセリフにこの単語を使ったものがあります。
Okay, you think my clothes are hideous, I get it.
いいわ、私の服が最悪だって思ってるんでしょ、わかってるわ。
ファッション業界に就職したヒロインが、そのダサさを指摘されて切り返すシーンです。
hideousという単語を知らなくても、設定やシーンから意味を推測することはできます。
こういう時にhideousという形容詞を使うんだ、と脳内にインプットされるのと、辞書で「hideous:醜い、おぞましい」と調べて覚えるのとでは、定着力が全然違ってきます。
たくさん読む、たくさん観る(聴く)ことは、ボキャビルにとても効果があります。
ぜひ試してみてください。
英単語、句動詞を覚えるときは音も同時にインプット
hideousをスペルだけ覚えても、使えるようにはなりません。
この単語の発音は[hídiəs]で、ヒディアス(ヒにストレス)のような音です。
句動詞はリエゾンすることが多く、come acrossはカムアクロスではなくカマクロ~スです。
英語は日本語より遥かに音の種類が多く、また音が繋がったり(リエゾン)、脱落(リダクション)したりする言語です。
こうした発音のルールを知らないと、単語を覚えても話せる(聴ける)ようにはなりません。
また、一度間違えた音で覚えてしまった単語やフレーズを、後から発音をやり直すのは二度手間です。
最初から正しい音を入れていくのが、効率よく英語をマスターするベストな方法です。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、25年以上にわたり述べ5,000人に発音矯正を行ってきたYumiが、独自に開発した日本人による日本時のための英語発音教材です。
英語の基本発声である喉の開き方から、個々の子音や母音はもちろんリエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるようにまとめられています。
《収録内容》テキスト102ページ(PDFファイル)
音声約90分(MP3ファイル)
動画約40分(MP4ファイル)
マニュアルの詳細、サンプルはこちら♪
↓ ↓ ↓
ランキングに参加しています。1クリックご協力お願いします。2つとも押してね
↓ ↓ ↓
携帯はこちらへ⇒人気ブログランキングへ
LINE@はじめました!