イングリッシュブートキャンプ:由美です。
映画のセリフを、字幕なしで聞き取れたらいいな、と思ったことはありませんか?
かく言う私も、高校生の時にテレビで流れる映画や、海外ドラマを見ては、セリフを必死で聞き取っていました。
映画のセリフは、ネイティブの普通の会話とほぼ同じです。
つまり、映画を字幕なしで理解できるようになれば、ネイティブの機関銃のような早口英語にも、ついていけるようになります。
ここでは、ロバート・デ・ニーロとアン・ハザウェイ主演の、『The Intern(マイインターン)』を使って、英語の音の連結(リエゾン)や脱落(リダクション)について、学んでいきます。
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短いシーンを繰り返し3回見てみよう
まずは、こちらの動画をご覧ください。
映画の冒頭に出てくる、面接のシーンを解説しています。
下にスクリプトを用意していますが、まだ見ないでくださいね。
字幕なしで3回見ましたか?
その時点でどれくらい理解できたか、確認してください。
3回見てもわからない場合、それ以上何度見ても同じです。
とっとと切り上げて、字幕を見た方がいいです。
では、こちらのスクリプトを見てみましょう。
SAMANTHA : And after Northwestern, you went on to…
BEN : I went to work for Dex One.
SAMANTHA : Okay, and they made…
BEN : Phonebooks. I was_in charge of overseeing the printing of the physical phonebook. I did that for over 20 years, and before that I was their VP of sales and advertising.
SAMANTHA : So, do they still make phonebooks? I mean, doesn’t everyone just Google numbers?
BEN : I believe they do, but before Google that was how you got…
SAMANTHA : Oh, no, no. Yeah, I get it.
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ネイティブの話し方に慣れることがリスニングの決め手
スクリプトを見た感想は、いかがですか?
え、そんな風に言ってたの?
全然違う単語に聞こえた。
など、実際にスクリプトを見ると愕然とすることも、あったりしますね。
動画の中でも解説していますが、英語は音が繋がる言葉です。
また、ストレス(アクセント)の乗らない箇所は、音が弱くなったり端折られたりします。
それが自然な、ネイティブの話し方なのです。
学校英語や試験英語は、不自然なまでにはっきりと、丁寧に発音されたものしか扱っていません。
ネイティブの会話を理解するには、こういったリエゾンやリダクションに慣れていく必要があります。
一度見ただけでは理解できないと思うので、何度も繰り返し見て、セリフをリピートしてみてください。
自分が言えるフレーズは、必ず聞き取れます。
反復訓練なしに英語は上達しません。
少しずつでいいので、気長に続けてくださいね(^_-)-☆
英語が聞き取れない通じない人にオススメ情報!
日本人特有の弱点を克服できる英語発音教材『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、25年以上にわたり述べ5,000人に発音矯正を行ってきたYumiが、独自に開発した日本人による日本人のための英語発音教材です。
英語が通じない、聞き取れないのは正しい発音ができていないから。自分が発音できる言葉は必ず聞き取れます。日本人特有の「カタカナ英語」を克服して、正しい発音を身に付けましょう。
英語の基本発声である喉の開き方から、個々の子音や母音はもちろんリエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるようにまとめられています。
- テキスト102ページ(PDFファイル)
- 音声約90分(MP3ファイル)
- 動画約40分(MP4ファイル)
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いつも楽しく拝見しています。
質問があります。
ロバートさんのセリフで
I did that for over 20 years, and before that I was their VP of sales and advertising.とあります。
ここのand before that 〜を聞いて、
自分が話すときは、after that、と言ってしまう と思ったのですが、
ロバートさんの言い方が一般的なのでしょうか?
お時間のある際にレッスンなどで取り上げていただければ幸甚です。
よろしくお願いいたします。