東京はすっかり涼しくなりました。
おかげで、朝夕過ごしやすいですね。
突然の気温の変化に、体調を崩している人も結構いるようです。
さて、そんな中、親友Gさんと渋谷でお茶してきました。
夕方5時という中途半端な時間、ディナーにはちょっと早いし、
かといってそろそろアルコールが欲しい時間帯。
ということで、マークシティにあるBikini Tapaに行ってきました。
このお店の面白いところは、Catalan Spanishと銘打っていることです。
Catalanとは、カタロニア地方、そしてその言語であるカタロニア語を指します。
スペイン語、という言語は存在しない、とスペイン人は言います。
これは民族的、歴史的イデオロギーが関わってくるお話なので、
詳しくはここでは述べませんが、イスパニア語、カタロニア語、というように、
その地方の言葉があると地元の人たちは捉えているようです。
私が以前勤めていた欧系企業のマネジャーに、カタロニア人がいました。
彼は、Spanishと言われるたびに、I’m not Spanish, I’m Catalanと言っていました。
実際、カタロニア語は、スペイン語の特徴でもある“J”をHと発音する、
たとえば、Joseは“ホセ”となるといった特徴がありません。
Jはそのまま英語と同じ“ジュ”という発音なのです。
まあ、そんなことはさておき、このカタロニア及びスペイン料理のお店、ビキニタパは、
以前から気になっているお店でした。
私は、食は文化そのものだと思っています。
色んな国の食事を知ることは、その国の文化を知ること。
海外の文化やメンタリティーといったものに、本当に興味のある人は、
食に対しても貪欲です。
たまに、パスタと言えばスパゲティーナポリタンしか知らない、
というような男性に出会うと、ちょっと悲しくなってしまいますね。
北米人なんかでも、国際的な感性を持ち合わせている人は、
さまざまな国の料理に関して関心があり、知識もあります。
特にアジアは食の宝庫なので、和食、中華、タイ、ベトナミーズ、インディアン、
というように、色んな食事を楽しむことができます。
また、ブラジリアンやトルコ、モロッコ料理など、
北米のエスタブリッシュメントと呼ばれる人たちは、かなりのグルメです。
美食である(グルメである)=国際人
と言いきってしまってもいいかもしれないと、私は思っています。
特に男性の場合、ドメスティックな人ほど、美食とは程遠く、
美味しいお店などに疎かったりするものです。
これは、日本に限らず、世界共通ですね。
さて、スペイン料理の特徴というと、タパスやパエリア(パエージャ)ですが、
私が好きなのは、赤ワインとフルートポンチを混ぜたような、サングリアです。
暑い日などは、これが最高なんですね。
友人と、恋愛話などで盛り上がった後、今度はカフェに移動。
こんな涼しげなものを、友人が持っていました。
写真ではちょっとわかりにくいですが、メダカです。
花屋さんでゲットしたのだとか。
なんか、素朴でいいですよね。
気の合う友人と、美味しいお酒と料理を囲んでゆるゆると過ごす。
至福のひとときですね。
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渋谷でスパニッシュ!
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スペインとカタランのことは、興味深かったです。
こちらにいると、スペイン語を知っていた方が便利なので、少しやっていますが、スペインのスペイン語ではなくてM、やはりメキシコとかそれ以南の中南米からのHispanic系移民とコミュニケートするためのスペイン語ですね。で、そちらの食となると、どうしてもメキシカンが中心ですね、レストランも多いし。
レストランと言えば、チャイニーズ・ビユッフェ・レストランが流行っていますが、お客さんの中に占めるヒスパニック系はかなり多いです!
数は少ないですが、タイ・レストランも静かな人気がありまして、よく行くお店があるのですが、経営しているのはタイ人ではなくて、ラオス人でした。「まぁ、似てる料理だから・・ラオス料理といっても、みんな知らないし・・」と言っていました。
夫も私も、ESL(Yumiさんはこの呼び方お好きでないとは承知していますが)の仕事していますので、いろんな国からの人と交流があり、恵まれています。ですので、スペイン語は多少必要にせまられてやっている状況です(事務的な連絡など、彼らの英語がまだおぼつかない時には、スペイン語で必要事項を確認しないといけませんので・・)
私たちの上司は以前スペインに住んでいたらしく、スペインのアクセントでスペイン語を話しています。まぁ、一生、行くこともないだろうなと思っているので、スペインのことを、見聞きすると、色々と「へぇ~っ」と思えるのでした。
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>dezizさん
スペインの(というかヨーロッパの)歴史ってややこしいし、正直あんまり興味ないんで(笑)、
スペインとカタロニアのことを知ったのは結構最近です。
私がSpanishというたびにムッとしては訂正されたので、
ああ、気をつけようと思ったんですよ。
私からすれば、たとえば、関東の人に「関西弁」と言われても、
関西弁なんて存在しない!大阪弁と言え!なんて思わないし、
ましてや外国人にそんなことを強要しようとは思わないですけどね。
でも、宗教戦争や侵略戦争、紛争などの血で血を洗う歴史がある国の人たちは、
そういったことにとても敏感なんです。
スペイン語って、私はアメリカ生活を体験してる分、スペインというよりは南米の言語なんですね。
実際、カリフォルニアなんかはスペイン語を話す人が多いし、
ヒスパニック系のスターもいっぱいいるので。
リッキー・マーティンとか。
だから、そっちのイメージなんですよね。
ESLという呼び方自体が嫌いなわけじゃないですよ。
北米ではESLというほうが普通なので、北米人と話すときはELTとは言わず、ESLと言うようにしますし。
長くなるのでここでは書きませんが、実際のところ、ESLとEFLをそこまで区別しなくてもいいのでは、
と個人的には思っていますo(^-^)o