イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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今朝のビデオの、クイズの解答です。
スタンドアップコメディアン、エリオット・チャンのビデオです。
まずは、ご覧ください。
アジア系アメリカ人に、言ってはいけない禁句、というのを延々と紹介しています(笑)
で、1分半くらいのところで出てくる、
You are such a banana. Yellow on the outside, white on the inside.
君ってバナナだね。外側は黄色くて、中は白い。
これは、アジア系を揶揄するフレーズです。
揶揄しているとは限らないのですが、言われて良い気持ちのするものでは、ないですね。
外側が黄色い、つまり見た目はアジア人だけど、中身、メンタリティーが白人だね、ということ。
褒めてるつもりで言ってたりすることも、あるんですよねぇ・・・実際のところ(苦笑)
まあしかし、アジア系って色んな意味で、大変だったりします。
欧米ではそうやって、いつまでもアジア人としての、めんどくささがつきまといます。
だからと言って、日本に来てもやはり見た目がアジア人なので、外国人扱いはされず、
失礼なことを言われたりするんですよ。
これが黒人だったり、ラテン系だったりすると、またちょっと違うんですね、実際のところ。
いかにもガイジン!という感じなので、みんな遠慮する(笑)
それが見た目が同じ黄色人種だと、「ええやろ~」的な態度になるんです(特に男性)。
かほどに、人は見た目に左右される生き物だ、ということなんでしょうね。
それにしても、典型的なステレオタイプな質問がいっぱいで、面白いですね。
どこで見たのか忘れましたが(SNSだったと思います)、
スペイン人に、「毎日パエリア食べるの?」と聞いたら、「んなわけあるかい!」と言われ、
「日本人だって、毎日米食べてアニメ見てるわけじゃないだろ」と返された。
そこで、「いや、毎日米食べてアニメ見てるよ」と返したら、凄いと驚かれた、
というのがあり、笑ってしまいました(^_^;)
確かに、全てのステレオタイプが当たっているわけではないですが、
あながち外れてもいない場合も、ありますよね(笑)
しかし、このビデオ、意図されるところとは全く別の意味で、良いビデオだと思います。
ネイティブの自然な発音を、学べますから。
全て、基本的なセンテンスばかり(主に前半部分。後半はちょっと・・・な文章もあります)
これをリピート練習してみてください。
ある程度練習して慣れてきたら、今度はエリオットさんの声にかぶせて、言ってみてください。
彼の声に、ピタッと合うまで練習すること。
そうすることで、ネイティブのナチュラルスピードの英語に、慣れることができます。
簡単なクエスチョンなのに、途中でつまづく、同じように言えない、というあなた。
なにが原因なのか、追求してみましょう。
では、がんばってくださいo(^-^)o
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続けて失礼します。例の「君はバナナだね。」という台詞は、さすがに普段聞こえる範囲からは聞こえてきませんが、もし聞こえてきた時に、「褒めてるつもりで」というのがありありだったとしたら(そういう浅はかな態度をとる人にはあまり出会わないですが)、たぶん、自分だったら、キィッと鋭く一瞬睨み付けてしまうのでは、と思えました。
いろんな人が集まってる打ち解けた場で、前でスピーチしてる人(特に白人)が、「ホワイトもいれば、アフリカン・アメリカンも居て、そしてヒスパニックもいる私達のグループでは、云々・・」と言っていたら、私は、つい、手を上げて、「あの、ここにイエローも居るんですけど」とか、言ってしまいます。アジア人がすごくマイナーな所に居るので、見過ごされがちだもんなぁ、と思って、つい・・。いえ、脅すつもりはないんですが、「あ、ごめん、ごめん」と反応されることが多いですね。
職場のボスは、幼少をアフリカで過ごした、スウェーデン人とイギリス人を親に持つ人で、アメリカ市民になった人なんですが、スペインにも長いこと住んでたので、考え方がヒスパニック系的なことが強い『アフリカ系白人種である』彼女は、よく、(人口比率も理由ではあるんですが)、「アジア系の実態が見えてこないのよ、声が聞こえてこないから」とこぼします。実際、公的なところにいろいろ声を上げて要請したりするより、自分達でself-sufficient的に努力する傾向が強いからかな、などと思います。(特に移民1世の人口が多い気がしています、うちの街は・・。)
アジア人が見えてこないというのは、私も以前誰かに言われたことがあります。
これは民族性なのかもしれませんが、アジア人はその場でストレートに要求せず、
こっそり裏で動くタイプが多いように思います。
dezizさんのいうように、self-sufficient的な場合はまだいいのですが、
マイナスに働くと、蔭口になったり裏切りになったりしますね。
ヒスパニック系の人や黒人は、ストレートにぶつける人が多いような・・・
その辺も、文化的な違いなのでしょうか。
もちろん、三世あたりになるとまた全然変わってきますけど。
自分は人種差別主義者じゃないよ、というくだり。
これはセクハラじゃないからね、と言っている日本のオジサンを彷彿させます(笑)
いるいる、こういうやつ~~~と思いながら、ビデオを見ていました(^_^;)