イングリッシュブートキャンプ:由美です。
更新の励みになります。応援の1クリック、よろしくお願いします
↓ ↓ ↓
携帯はこちらへ⇒人気ブログランキングへ
昨日は、ちょっと辛口の記事を書きました。
昨日の記事⇒TOEIC高得点でも話せない?
そうは言うけど、依然として企業はTOEICを英語力の判断基準にしてるし、
現状がそうである以上、やはりTOEICは必要であって、ある程度のスコアは取りたい。
という人が多いでしょう。
で、去年の夏に、そういった人へのアドバイスを書いてるんですが、続きはまた今度、
と言ったきりすっかり失念してしまい、書いてないんですね~(^_^;)
去年の記事がこれ⇒TOEICのスコアを上げたい人へ-1
はい、これ、中途半端に終わってますね(笑)
400点ない人はどうすればいいか、というところで終わってます。
この時は、その続きを書くつもりだったんですよ。
だけど、うっかり忘れちゃってたんですね。
すいませんねぇ、半年以上もほったらかしで・・・(´∩`。)
いかんせん、もう若くないもんで、こういうこともあるんですわ(苦笑)
というわけで、遅ればせながら、この続きです。
とりあえず基礎をやり直して、なんとか500点台まできた、という人。
この先どんな勉強をすればいいのか。
私のアドバイスは、あくまでも“本当に英語ができるようになる”ためのものであって、
スコアさえ上がればいい、というものではありません。
だから、過去問をひたすら解きまくって、問題の傾向を掴み、パターンを解析して・・・
みたいなことは、おススメしません。
というよりむしろ、それはやらないでほしいのです。
そうではなく、王道を行ってください。
では、王道とはなにか?
①語彙力、文法力を付けること。
当たり前のことですが、語彙力は必須です。
単語を知らないと、たとえ音を聞き取れたとしても、意味まではわかりません。
初級から中級にかけての学習者は、語彙数が圧倒的に足りません。
なので、ひたすら単語・熟語を覚える、フレーズを丸飲みするように覚える、
というのを繰り返してください。
文法も同じことです。
何も文法博士になる必要はありませんが、少なくとも基本構文は知っていないと、
これまた意味を取ることなど不可能です。
わけのわからない文章を丸暗記することほど、人間苦痛なことはありません。
これができるのは、若いうちだけです。
十代のうちなら、意味のわからない言葉の羅列も、ノリとリズムで覚えられます。
小学校の時、落語の「寿限無」を簡単に覚えられたのは、脳が柔軟だからです。
「寿限無寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末雲来末風来末
食う寝るところに住むところ やぶら小路のぶら小路
パイポパイポパイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助さんっ」
って、まったく意味不明ですね(^_^;)
でも、小学校の時、国語の教科書に出てきて覚えさせられました。
結構すぐに覚えられましたし、いまだに覚えてますよ。
まさに、三つ子の魂なんとやらです。
これを今覚えろと言われたら、まず無理だと思います。
大人になると、論理的に理解できないものを覚えるのは、苦痛になってしまうんです。
よほどそれに対する愛着と情熱がない限りは、骨折り損なだけです。
なので、きちんと意味を把握してから覚えるほうが、圧倒的に効率がいいのです。
②多くのパッセージを読む、聞く。
このレベルで、多読はまだハードルが高いです。
もちろん、英語そのものが大好きで多読が苦痛でないという人は、やればいいと思います。
けれども、同時に精読もする必要があります。
パッセージを読んで、意味を理解し要約してみる。
それにどれだけ時間がかかるか、実際に測ってみてください。
その作業を何度も何度も繰り返すうち、だんだんと早く読めるようになります。
もちろん、知らない単語やフレーズはちゃんと調べて、覚えるようにします。
こういった地道な学習なしに、語学力を付けることは不可能です。
その際、音声も付いた教材を選ぶこと。
音声を聞きながら、自分も声を出して音読してみる。
音読で詰まるところは、ちゃんと意味を取れていないか、発音できていないかのどちらか。
または両方です。
スラスラ読める(言える)ようになるまで、何十回、何百回と繰り返します。
何百回と繰り返すと、見なくても空で言えるようになります。
そこまでして初めて、音読の練習をしたと言えるのです。
こういった学習を、学生時代(中学、高校)にやってきている人は、
今の時点ですでに、スコアは600点以上あるはずです。
そうでない人は、今からそれと同じことをして、追いつくしかないのです。
語学は、スポーツと同じで、一朝一夕にはマスターできません。
一部の天才を除き、地味に走り込んだり、腹筋などの筋トレを繰り返すことで筋力を付け、
ひたすら単調な動きを繰り返して身体に覚え込ませる、というのを続けるしかないのです。
スコアが600点を突破するまで、それを続けてみてください。
以上、TOEICのスコアを上げたい人へ(その2)でした。
この記事が役に立ったという方は、ポチっとお願いします
↓ ↓ ↓
はい。がんばります。
由美先生の主張は、首尾一貫しているので、非常にありがたいです。
1人で家でぶつぶつとしているだけだと、どうしても道半ばで心が折れてしまいそうな悪魔な瞬間が表れるので、由美先生のブログを覗いては、「はっ!いかんいかん!」と軌道を修正しています。
できの悪い読者ではありますが、やっと英語の勉強が楽しいと思えてきたのだから、マイペースに続けて勉強し、習得したいと思います。
心が折れそうになることって、結構ありますよね。
私もしょっちゅうです。
その度に、気晴らししたりちょっと手抜きしたりして、
騙しだまし前に進む感じでしょうか(^_^;)
しんどいな、と思ったら休んだらいいと思います。
で、休んだ分を取り戻すべく頑張る、というのでいいんではないでしょうかね。
ある程度の無理は絶対に必要ですが、無理のしすぎも禁物です。
専門学校でTOEIC対策をしたことありますが、英検二級レベルの人がTOEIC対策始めると。500前後で永遠にウロウロしてますね。
逆に英検準一級取った生徒は700は軽く越えて、900オーバーした生徒もいました。
ポイントはリスニングのスピードではないかなあ?と思うんですが。
カオリンさん
そうなんですよ。
基礎がないのにTOEIC対策だけやっても、伸びないんです。
ある程度のところまで、基本をきっちりやって体力を付けてからでないと、
ただ対策本をやっても伸びない。
逆に、ちょっと海外経験のある人でリスニングだけは結構できる、という人。
こういうタイプの人も、リーディングの力がなくて伸びない場合がありますね。