イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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みなさんは、発音記号って、どれくらい知っていますか?
発音記号と言っても、現在ほとんどの国で主流となっている、IPA(国際発音記号)と、
従来日本で採用されてきた、発音記号とがあって、これがまた、混乱させる原因となっています。
なので、発音記号には、あまりこだわらないほうがいいと思います。
記号は、あくまでも記号です。
記号を覚えても、それを正確に発音できなくては、意味がありません。
音符(楽譜)は読めるけど、歌えない、というのと同じことになってしまいます。
楽譜なんか読めなくてもいいから、歌える方が良いに決まってます(笑)
で、発音記号があてにならない、という理由のひとつに、違う発音であっても、
同じ発音記号をあてている、という問題があるんですね。
たとえば、わかりやすいの例が、Lの発音。
Lには、明るいL(Light L)と、暗いL(Dark L)の二種類があります。
これについては、以前こちらの記事で、解説しましたね。
この二つの音は、明らかに違う音ですよね。
けれども、発音記号においては、同じということになっています。
こういう例は、他にもいっぱいあるんですよ。
例えば、Tの発音。
本来の破裂音のT、破裂しないflapなT(ラみたいな音)、寸止めのT、飲み込みのT・・・
このあたりが、学習者泣かせの部分だと思います。
で、表題の、Google の発音ですが。
これ、日本語表記は、“グーグル”ですね。
だけど、最後のLは暗いLです。
ル、と発音するのは、明るいLですから、間違いということになりますね。
あえてカタカナにすると、
グーグオ
となると思います。
暗いLは、ウとオの中間音っぽい感じです。
cool は“クゥオ”、jungle は“ジャンゴウ”です。
クール、ジャングル、とならないように、気を付けましょう。
以上、Google の発音でした。
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