今晩は♪
イングリッシュブートキャンプ:由美です。
花金(だから古いって 笑)ですね、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
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先週に引き続き、金曜ロードショーはロマンス特集をしているみたいですね。
先週は、あの『Ghost(邦題:ゴースト ニューヨークの幻)』でした。
今週は、ディズニー映画『Enchanted(魔法にかけられて)』です。
enchanted”は、enchantという動詞の過去分詞形です。
enchantの意味は、「~をうっとりさせる、魔法にかける、魅了する」です。
はい、出てきました、他動詞です。
この他動詞という概念は、日本人が苦手とするところなんですね。
自分がうっとりする、というのではなく、あくまでも誰か(他者)をうっとりさせるわけです。
魔法にかかるのではなく、誰かを魔法にかける。
だから、自分が魔法にかかった状態を言いたいときは、受け身にするわけですね。
この手の表現は極めて英語的と言えます。
他動詞については、また別の機会で詳しく取り上げますね。
ところで、この映画、単なる恋愛映画というよりは、パロディーの要素が強いですよね。
私は恋愛映画はちょっと苦手なんですが、これは見ていて面白かったです。
感想は、以前書いた記事をどうぞ⇒魔法にかけられての感想
ちなみに、この映画に出てくる、プリンスに対する呼びかけの表現、sire(サイァと読みます)は、
ちょっと古い言葉ですね。
従者のナサニエルがずっとエドワードに対してこの表現を使っています。
エドワードとシマリスのピップは普通のアメリカ英語ですが、
おとぎの国の他の登場人物は、イギリス英語を話していますね。
従者役のティモシー・スポールは、勲章ももらっているイギリス人俳優で、
ここ10年くらいはハリウッドに進出して国際的な活躍をしている名優です。
また、魔女役のスーザン・サランドンも、この映画ではイギリスアクセントで話しています。
なのになんでエドワードだけアメリカン・・・?というツッコミはおいといて。
この映画はロマンスというよりはパロディー、コメディーとして楽しめると思います。
どんな人でも、白雪姫やシンデレラといったおとぎ話は知っているでしょうから。
まだ見ていない人は、おススメですよ♪
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