どうも~♪
イングリッシュブートキャンプ:由美です☆
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先日、TOEICセミナーに参加してつくづく思ったのが、
やはり試験のリスニングはオーセンティックな英語とは違うな、ということでした。
実際のシチュエーションで、ネイティブがああいう話し方をすることはまずないんですよ。
もっと早いし、リダクションも効いてるんですね。
だから、TOEICのリスニングで高得点が取れても、
ネイティブとグループで雑談することができない、というのは至極当然なわけです。
あの英語にどっぷりつかっていると、本来のスピードにはついていけません。
日本人が苦手な分野のひとつに、リダクションがあります。
リダクションとは何か、以前こちらの記事に詳しく書きましたので参考にしてみてください。
まあ、早い話が、話し言葉になった時点で発音が変わる現象をリダクションと言うんですね。
たとえば、「すみません」という日本語。
これ、会話だと十中八九、「すいません」と言いますよね?
「み」「ま」と2回唇を閉じるのがめんどうだから、ひとつ省略して「ん」で代用してるわけです。
これがリダクションで、どの言語にも起こります。
中でも、Tのリダクションは日本人が苦手とする部分ですね。
“Internet”という単語、これは「イナネッ」と聞こえるはずです。
Tは発音されないんですね。
これを知らないと聞き取れないです。
で、このTのリダクションの練習に最適なのが、やはり洋楽なんですよ。
今回の課題曲はこちら。
エア・サプライ(Air Supply)の、Making Love Out Of Nothing At Allです。
では、さっそく聴いてみましょう。
ディクテーションに挑戦してみてください。
I know just how to ( )
And I know just how to cry
I know just where I find the ( )
And I know just how to lie
I know just how to fake it
And I know just how to scheme
I know just ( )to face the truth
And then I know just when to dream
And I know just where I touch you
And I know just what to prove
I know when to pull you closer
And I know when to ( )you loose
And I know the ( )is fading
And I know the time’s gonna fly
And I’m never gonna tell you everything I gotta tell you
But I know I’ve got to ( )it a try
And I know the roads to riches
And I know the ways to pain
I know all the rules and then I know how to break them
And then I always know the name of the game
But I don’t know how to leave you
And I’ll never let you ( )
And I don’t know how you do it
Making love out of nothing at all
Making love
Out of nothing at all
Everytime I see you, well the rays of the sun are all
Streaming through the waves in your hair
And every star in the sky is taking aim at your eyes
Like a ( )
The beating of my heart is a drum and it’s lost
And it’s looking for a ( )like you
You can take the darkness from the deep of the night
And turn it to a beacon burning endlessly bright
I gotta follow it ‘cause everything I know
Well, it’s nothing till I give it to you
I can make the runner stumble
I can make the final block
And I can make every tackle at the sound of the whistle
And I can make all the stadiums rock
I can make tonight forever
Or I can make it disappear by the dawn
And I can make you every promise that’s ever been made
And I can make all your demons be gone
But I’m never gonna make it without you
Do you really wanna see me crawl ?
And I’m never gonna make it like you do
Making love out of nothing at all
どうでしたか?
この曲のポイントは、不定詞の「to」ですね。
how to / what to / where to / when to という、「疑問詞+to」のパターンが続きます。
で、このとき重要なのは、この「to」がリダクションされていることです。
Tが破裂音じゃないですね?
「トゥ」というよりは「ル」くらいに聞こえるはずです。
実際、舌を口内の天井にポンッと打ちつけずに、触るか触らないかギリギリくらいで寸止めします。
これがTのリダクションのポイントです。
で、サビの部分ですが、♪making love out of nothing at all♪も、
思いっきりTがリダクションされています。
♪メイキンラ~アウロォ ナスィナァロォ~♪という感じに聞こえますね?
何度も良く聞いてみてください。
Tを本来の破裂音で発音しているところと、リダクションされているところがあります。
では、解答です。
whisper
answers
when
let
night
give
fall
spotlight
rhythm
スポットライトという単語、聞き取れましたか?
スパァ~ライッと聞こえたと思います。
これも、Tがリダクションされてるんですね。
この曲はリダクションの練習に最適なので、ぜひ利用してください。
ちなみに、この曲、リリースされた時の邦題は「渚の誓い」だったそうです。
そこが渚???誓い???なぜ???と、クエスチョンマークが飛びますが、
当時の担当者が適当につけたのではと疑ってしまいますね(笑)
後半盛り上がりの部分が少し早いですが、頑張って練習してくださいね。
以上、リスニングに効く洋楽のお話でした☆
週末ブートキャンプでは、リダクションやリエゾンも訓練します。
これにより、今まで聞こえてこなかった音が聞こえるようになります。
2月の参加者、まだまだ募集中です♪
・・・とここまで書いて気がつきましたが、これ、バレンタインデーにふさわしくない曲ですね(笑)
何もないところから愛を生み出そうとする、そんな君が理解できないよ・・・
でもどうしたらいいんだ、僕は君なしじゃいられない。
ああだけど、僕には無理なんだ、君みたいな生き方は・・・
という悲しい男の歌です、はい。
この曲をこの日に取り上げたのは、別に深い意味はありません(^_^;)
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エアサプライは当時青い海と青い空というイメージで売り出してましたね。二人のハイトーンボーカルはペパーミントサウンドと呼ばれていました。なので、この歌も「渚の誓い」というタイトルにしたんでしょうね。歌詞の内容よりもイメージ優先という感じですね。
彼らの音楽は夏に最高ですが、クリスマスソングもクールで良いです。
エアサプライの曲を取り上げてくれてありがとうございます。
こっちに僕の思い入れ書いてます。(随分前ですが(^▽^;)
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おおう、すごいタイトルですね。
ちょっとビックリしてしまいました(;^_^A
このバンド知らなかったです~。
ご紹介ありがとうございます☆
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TOEICで900点以上取っても実際にアメリカでバリバリ営業とかが出来るかと言えば無理ですね。(900点以上の人雇った事ありますが) 大切なのはむしろその後のネィティブの中に溶け込む努力だと思います。
Water等もW・T・Rと日本人の苦手な発音満載ですね。
CottonもTの発音の後N(エンヌ)に繋がるのでTで舌を前歯の裏につけたらそのまま離さずにNに移りますね。(イギリスは一旦舌を派から離して母音入れる感じですが)
エアーサプライ懐かしい(笑) よくあれだけ甘いラブソングばかり作れるなぁ~(笑)
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>英語と韓国語―いなぎのSONNYさん
青い空と海ですか。
なるほど・・・だから渚なんだ(笑)
安易なタイトルの付け方しますね、日本のプロモーターは。
ペパーミントサウンドっていうのもなんだかよくわかりませんね(笑)
すっきり爽やかな音楽、ということなんでしょうね。
透き通るようなボーカルがいいですよね♪
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>Rainyさん
タイトルでドキッとしましたか☆
エア・サプライはオージーですよ♪
確かメルボルン出身です。
INXSが大ヒットを飛ばすまで、彼らが世界で一番売れてるバンドだったと思います。
AC/DCはカウントしないとして。
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>masaさん
そうなんですよ。
ネイティブと溶け込まない限り、あの早口英語はクリアできないんです。
若くないと(若くても)きついので、みんな楽なほうに逃げちゃうんですね。
で、結果、留学生同士固まっちゃう。
リダクションは日本人が最終的に越えなくてはいけない一番厚い壁だと思います。
ブリティッシュは、確かに子音のリダクションはあまりないですが、
母音が根こそぎ違うので、一から覚えなおさないといけないんですよね。
それはそれでやっぱり大変です。
甘いラブソング、お好きですかwww
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そう聴こえました。
何だぁ??って、思いましたよん。
でも、それ以外は大分聴き取れました。
まぁ、違った部分もあったけど。。。
これも由美さんのお陰かな。(*^▽^*)
でも、Lyricsがあったから分かった(部分もあった)訳で
無かったら、万歳三唱ですねぇ\(・_・;)/
頑張れ、ワタシ!
(=^・^=)kitty
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>kittyさん
SPOTのTが続くLに吸収されちゃうんですね。
Tを破裂させて(舌を天井にポンッと打って)から、
Lを言おうとすると大変ですから。
少しでも聞き取れる部分が増えていくと、自信にも繋がります。
がんばって♪(゚▽^*)ノ⌒☆ !!!
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先週このブログにお目にかかって以来、楽しく読ませて頂いています。
私は今アメリカの大学院に留学中で、渡米してから半年が経ちました。このブログの話は共感できることが多く、英語学習の参考になるなぁと感じています。
確かにTOEICのリスニングを聞くと、その速度と発音の丁寧さに驚きます。そういう意味で、TOEICのリスニングは聴解だけでなく、Speakingのための英語表現を学ぶ機会としても使えるのかもしれませんね。
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>やつはしさん
多くのリスニング教材は、スピーキングの練習に適していると思います。
西宮の天満先生が提唱しておられる、コピーイングというのが効果的だと思いますね。
モデルにかぶせるようにして、自分も同じように言う。
これを繰り返すとかなりスピーキング力、発音が向上すると思います。
大学院に留学されているのですね。
素晴らしいです。
がんばってください!!!