イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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そろそろ梅が咲き始めているみたいですね。
鼻もムズムズし始めたし、いよいよ春の到来か、という感じです。
まだまだ寒いですが。
よく、英語を教えるからには、英語を学ぶ楽しさを伝えるべきだ、
というようなことを、耳にします。
まあこれは真理と言えば真理で、何事も楽しいと思えば上達が早いからなんですね。
昔、ある家庭教師専門の人(いわゆるプロ家庭教師)が、言ってたんですが、
子供に勉強なんて教えない、その場で一緒にゲームしたり面白い話をしてやるだけなんだ、
そしたら勝手に成績なんて上がっていく、そういうもんだ、と。
これは極論だとは思うのですが、その人が言いたかったことはつまり、
この先生といると楽しい、面白い、と感じることで、子供は自然と机に向かうようになる、
そうするとこれまで苦手だった勉強も、不思議と苦痛に感じなくなり、成績も上がる、
という、一種のラポール効果のことだったのかなと。
ラポール効果が上がれば、おのずとモチベーションも上がる。
最終的に、モチベーションというものが、何事にも重要なカギなのだと。
子供にものを教えることの難しさは、ここにあるかなと思います。
なぜなら、子供は自らのキャリアや将来を見据えて、これが必要だから学ぼう、
なんて思わない(思う子はごく一部)からです。
これはあなたのためなのよ、といくら親や指導者が言ったところで、どこ吹く風です。
大人になってから「なんであの時、もっと強く言ってくれなかったのか」と思っても、
それはもう、後の祭りなんですね。
できればめんどくさいことはしたくない、なんで勉強なんかしなくちゃいけないの、
と思っている子供を奮い立たせ、勉強に向かわせることが、指導者の腕の見せ所。
では、大人はどうか。
大人の場合、何か学習しよう、習得しようと思うのには、自発的な理由があります。
つまり、すでにモチベーションはあるわけです。
だからそこで、「これって、こんなに楽しいんだよ~」なんてやっても、
あんまり意味がないですし、上達にもそこまで関係はありません。
なぜなら、英語が好きな人もいますし、嫌いでも仕事で必要な人もいる。
好き嫌いだけで英語をやるわけでは、ないからです。
必要に迫られて英語をやらなくてはいけない、という人のほうが、恐らく多いでしょう。
英語が好きで、英語を学んでいる人は、ある意味ラッキーです。
人間、好きなことって、いくらでもできるもんです。
暇さえあれば英語をやっている、そういう状態に身を置いても、
ちっとも苦痛にならない。
けれども、そうじゃない場合、どうすればいいのか。
その人の、英語必要度合いがどれほどかによって、変わってくるかと思います。
たとえば、ダイエットしたい、と思っていたとします。
その思いがどの程度なのか。
「できれば痩せたいなぁ」という程度なのか。
できれば痩せたいけど、でも好きなものは食べたい、あんまり我慢するのは嫌。
運動も、めんどくさいから真面目にはしないし、カロリー計算もめんどくさい。
そういう人が、多いのではないかと思います。
で、当然ながら、そういう人はいつまで経っても痩せられません(笑)
けれどもこれが、あと2カ月後に結婚式を控えている、花嫁さんだとしましょう。
どうしても結婚式までに痩せたい。
一世一代のイベントを、一番痩せてきれいな状態で、記録に残したい。
または、医師から痩せないと命に関わると告げられた。
あなた、このままだといつか死にますよ、と言われたとします。
こういう人たちは、何が何でも痩せなければと、必死になるんですね。
だから、確実に目標に達し(痩せる)ます。
必死度合いは、人それぞれに違います。
ただ、みなさん共通しているのが、どこかに「やる気スイッチ」みたいなのがあって、
それがうまく発動すると、これまでとは別人のように頑張れる、ということです。
もうすぐ結婚式とか、ドクターストップとかは、外圧で勝手にスイッチが入るパターン。
でも、そうじゃない場合、自分でそのスイッチを探さなくてはいけません。
この「やる気スイッチ」を探すのが、大人の学習者にとっての課題なのだと思います。
そして、大人を指導する者は、そのスイッチ探しを手助けするのが使命だと、
私は個人的にずっと、思っているんですね。
私自身、英語は昔から大好きなので、毎日学習することが楽しくて仕方ありません。
なので、英語に関しては「やる気スイッチ」を見つける必要は、ありませんでした。
けれども、多くの人を指導してきて、みなある時ふいにスイッチを見つける瞬間があり、
その時のカタルシスのような、素晴らしい体験をするのを、これまで見てきたのです。
だから、まだスイッチが見つかっていない人も、諦めずに探し続けてください。
きっとどこかにあります。
そしてそのスイッチが入った時、思わぬパワーが出てくるんですよ。
ちなみに、私のNew Year Resolution(新年の誓い)ですが、
健康を取り戻すこと、です。
この1年半くらい、ずっと不調な体のあちこちを、なんとか改善したいです。
そのために、やる気スイッチを探し続けます~(^_^;)
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
あなたも、ネイティブ発音を目指しませんか?
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よくわかります、子どもの英語教師は、そんなに高い語学力求められてないから、みんな子ども相手ならできるかな、って思いがちですけど、違いますよね。モチベーションない人に教えるほうが難しいですよ。子どもは集中力ないからすぐ飽きますしね。
やる気って本当に大事ですね。
子供を教えるのは大変です。
特に、語学や音楽など、高い能力のある教師が教えないと、
後々まで残るので大変なことになります。
昔、近所の幼稚園にイベントで行った時、オルガンの調律が狂っていました。
狂ったまま、先生が伴奏して子供たちが歌うんですよ。
もう、びっくりしちゃいました。
個人的に、園長先生と知り合いだったので、すぐに調律するよう伝えましたが、
事の重要性について、園長ですらあまり認識してませんでしたね。
幼少期に狂った音を聞かされると、後々まで悪影響を与えます。
語学も同じで、最初に習う先生の発音が変だったりすると、壊滅的です。
だったら何も習わない方がマシです。
さほどに、幼児教育って大事なのに、現実は逆の認識がありますよね。
子供にモチベーションを持たせる能力と、そういった高い語学力・音感、
このどちらもないと、子供を指導する資格はないです。
私は何度か子供を教えたことがありますが、それを痛感しましたね。