イングリッシュブートキャンプ:由美です。

以前、こちらのブログでも何度か取り上げましたが、日本語教材のお話です(^O^)

このブログをご覧の方は、おそらくみなさん日本語ネイティブだと思うので、
日本語のテキストや、日本語教授法に関しては、あまり興味がないかもしれません(^ ^;)
私は、英語だけでなく日本語も教えていたことがあり、常々、面白い日本語教材ってないなぁ~
もっと実践的で、現代風の日本語テキストを作れたら・・・という思いがありました。

Otome’s Wayさんというところで、漫画家さんとコラボして、日本語教材を去年出版。
興味のある方はこちら↓
電子書籍なので、iTunesで取扱いされています⇒A Fujoshi’s Guide to Japanese 1

今回はその第二弾、レベル2をリリースするにあたり、世界最大規模のクラウドファンディング、
キックスターターにてファンド集めをし、おかげさまでプロジェクトが成立しました。
そして、先日、教材の音声部分のレコーディングをしてきました!

この教材の最大のアピールポイントは、authentic Japanese ということ。
そうです、いわゆるテキスト日本語ではなく、実際に私たち日本人が、普通に会話するような、
きわめてナチュラルな音声収録を、目指しました。
なので、今回もプロの声優さん・役者さんを起用しています。

スタジオは前回と同じ、ビクターの代官山スタジオ。

victor studio

本番前、自分のパートの練習をする声優さん。

声優

ブース内はこんな感じ。

ゆみアフレコ

さて、一応教材なので、正しいイントネーションというものが、求められます。
今、一般的にメディア(テレビなど)で話されている、いわゆる標準語と呼ばれるものは、
イントネーションが正しくなかったりするんですね。
私は元々関西出身ということもあり、ちょっとイントネーションに自信がありません(^ ^;)

そんなこんなで、レコーディングは結構大変でした。
その様子を、一部だけごらんください~

熊、のイントネーションで、声優さんから「待った」がかかりました(笑)
上方アクセントだと、“く”が高いんです。
でも標準語(または共通語)では、“く”が低い。
これ、最近は関西アクセントの影響か、関東の人でも“く”を高く言う人が、結構いますね。

数字なんかも、イントネーションが難しい。
12月、というときの“12”と、12月5日、というときの“12”は、
アクセントが変わるんですよね~
こういう日本語特有のアクセントのことを、pitch accent と言います。
英語のアクセントとは、また違うんですよ。

この日本語教材、うまく行けば今月末にリリース予定です。
今回、キックスターターにご協力いただいた、ブログ読者・メルマガ読者のみなさま、
ありがとうございました♪

以上、経過報告でした~(^O^)

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