イングリッシュブートキャンプ:由美です。
★英語教師あるある
英語のスラングに関する、面白い動画のご紹介です。
Stripes という、コメディードラマの、ワンシーンです。
これは、いわゆるESL(English as a second language)の、クラスでしょう。
英語教師のRusselが、自己紹介の後、生徒に質問していますね。
Basic Englishのクラスなので、先生は平易な英語で、話をしています。
ディクテーションしてみましょう。
これはかなり易しいので、初級の方も、挑戦できると思います。
Good morning.
This is “Basic English”.
My name is Russel Ziskey. I’m going to be your instructor ( ) the next five weeks.
So I want you to call me Russel and I’m ( )( ) call you by your first names because frankly I have a pretty tough time pronouncing ( ) of your last names.
Okay. I know you’re anxious to jump right in to start speaking English.
But just a ( )( )things I need to know first because I’ve never done this before.
So, how many of you ( ) say you speak English farely well but ( ) some difficulty?
A little English?
Yes, you speak some English?
Son of a bitch! Shit!
Son of a bitch! Shit!
さて、どうですか?
ラッセル先生、最後は呆然としていますね(^ ^;)
初級英語のクラスを、担当することになったはいいけれど、まったく英語が通じない。
英語、少しでも話せる人はいますか?と言うと、何やら気の弱そうなおじさんが、おずおずと手を上げる。
おお、よかった、あなた英語話せるんですね?
と言うと、返ってきた言葉が、「糞野郎!」とか「畜生!」といった、罵倒語だったという(笑)
これは、英語講師を長くやってきた人なら、一度は経験している「英語教師あるある」です。
特にネイティブの講師は、この手の経験を少なからず、していると思います。
私は、日本語を教えていましたが、やはり同様に、ほとんど日本語を話せないにも関わらず、
やたらと卑猥な言葉だけ、流暢に口にする人を、見かけました(^ ^;)
この手のフレーズや単語って、なぜかすぐに覚えてしまうんですね。
本当に不思議です。
★基礎英語でも、リダクションする
もう気付いたかと思いますが、Basic English のクラスであるにも拘らず、Russelの英語は、
ナチュラルなリエゾン、リダクションをしている、ということです。
これは彼が、初めて英語を教えるという、設定であることにも、関係しているでしょう。
ベテランの教師なら、もっと英単語を区切って、不自然にゆっくり話します。
でも彼はそうではなく、平易な表現を使っているけれど、ナチュラルな話し方をしています。
ディクテーションの解答です。
for
going to
some
couple of
would
with
★スラングを使う際は、注意しよう
スラングは、知っておく必要はあります。
日常会話は、スラングや口語表現なしでは、成り立たないからです。
映画を見るにしても、スラングを知らないと、理解できないでしょう。
ただし、使うとなると、話は別です。
ノンネイティブが、やたらとスラングを使うのは、誤解を招くうえ、印象も悪くなることがあります。
特にこの動画のように、いわゆる卑語とか罵倒語は、NGです。
気を付けるようにしましょうね(^ ^;)
Russelの英語は、ネイティブの普通の話し方です。
難しい単語も、ほとんどありませんね。
それでも聞き取りに苦労した、という人は、音そのものが、聞けていない。
リエゾン(音が繋がる現象)や、リダクション(音がなくなったり変化したりする)を知らない、
ということが、原因だと思われます。
言葉は音が基本です。
発音にはルールがあり、まずはそれを知ることが、語学習得への早道です。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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ぎゃー!some と for以外は、答えみないと聞き取れませんでした!
悪い言葉って印象に残りやすいですよね。
怒ったり、ケンカしたり、からかったりネガティブな事ってインパクトが
大きいのでそのせいかも?
それにワンフレーズを何度も言うから覚えやすいです(笑)
あたしは映画やドラマで覚えました( ̄▽ ̄;)
でも、ノンネイティブじゃなくてもあんまり使われると引きますよね。
優しそうな紳士が上にある言葉使ってたら幻滅します(笑)
mimiさん
不思議ですよね、本当に。
この手のswear wordsってなぜかすぐ覚えちゃう(笑)
もっと他に覚えるべき単語あるやろ~と思いますが(^ ^;)
でもある程度口語表現やスラングは知っておかないと、
逆に普通の会話についていけなくなるんですよね。
そのあたりのバランス感覚が、大切ですね。