イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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★目標となる人、メンターとの出会い
外国語をマスターしたい、という人の多くが、一つの指標にするのが、やはり映画やドラマなど、
普通のネイティブの会話を、字幕なしで理解できるようになること、だと思います。
いやいや、私は同時通訳を目指しているんです。
いいえ、私はビジネスで、英語でプレゼンができれば、それでいいんです。
英語で論文を読んだり、書いたりする以外、特に必要はないんです。
というような方は、おそらく私のブログは、参考にはされていないと思うので、
とりあえず、そういった方はここから、一旦外してお話しますね(笑)
映画やドラマの英語が、普通に理解できる。
シットコムを見て、アメリカ人と同じところで、笑える。
複数のネイティブと、雑談ができる。
こういったレベルに到達するのに、どうすればいいのか。
私はそこにはやはり、目標となる人や、メンターとなる人がいると、大きいかと思います。
「あの人みたいになりたい」と願うことは、大きなモチベーションとなるからです。
スポーツでもそうですが、多くの人は、目指すアスリートや、目標とする先輩がいるものです。
英語も同じで、そういった自分の理想となる人に、直接指導してもらったり、または勝手に目標にしたり(笑)
極端な話、ハリウッドスターでも、いいんです。
好きな俳優の、しゃべり方を真似する。
それだけで、スピーキング力も、リスニングも伸びます。
★自分を客観的に知ることの重要性
私にとって、メンターとなった人は、大学の2年生の時に出会った、帰国子女の同級生でした。
彼女は高校時代に、1年間アメリカに、交換留学していました。
同じ英語の講義を取っていましたが、ネイティブの先生が繰り出すジョークに、彼女は楽しそうに、
いつもコロコロと、笑っていました。
また、講義が終わると、先生のところに行っては、何やら質問したりしていました。
以前もこちらで書きましたが、私は先生のきちっとした英語なら、問題なく聞き取れたのですが、
途中で脱線して、面白おかしい話をしたり、先生の若い頃のお話だとか、ジョークだとか、
そういった話になると、まったくついていけなくなったのです。
だから、そこで一人楽しそうに笑っている、彼女の存在が、輝いて見えたのです(笑)
私の中で、彼女のように話せるようになりたい、いや、必ずなるぞ!という、目標ができました。
そうして、日々努力と研鑽を、重ねていったのです。
彼女とは実家も近く、また家庭教師先を紹介してもらったりと、仲よくしていました。
そこで、ぶっちゃけ私の発音、どこを治せばいいと思うか、というのを聞いてみたのです。
自分でも何かが違う、と思うけれど、でもどうすれば上手く言えるのか、悪戦苦闘していたからです。
凡人である私には、一人で発音訓練をするには、限界がありました。
彼女は、塾講師のアルバイトもしていましたから、教えるのがとても上手でした。
キャンパスで彼女を探しては、捕まえて大学生協で、色々聞いたものでした。
当時は携帯なんて、ありませんでしたから、キャンパスで必死で探すしか、なかったのです(^ ^;)
その時に、彼女からもらったアドバイスは、後の私の人生を、大きく変えることになりました。
当時はまだ、発音に関する実践的な教材は、あまりありませんでした。
洋書ならありますが、いわゆる発音(phonology)に関するものは、アジア言語(特に日本語)は、
ほとんどカバーされていないのです。
これは、日本語ネイティブには、あまり参考にならないな、と思う内容でした。
読んでも、納得がいかないんですね。
そこで、彼女に相談してみて、実際に舌の動きや唇の動きなど、同じ日本語ネイティブとして、
具体的に教えてもらったことが、私には大きな意味がありました。
彼女を目標にして、大学の最初の2年間は、頑張りました。
★燃え上がる留学熱
さて、そんな彼女の存在が、留学への思いを再燃させるきっかけと、なりました。
高校時代、交換留学とか、夏休みのホームステイでもいいから、行きたいと思いました。
諸処の事情で、それはかなわず大学に進学しましたが、心の奥底で、諦めがついていなかったんですね。
そこで私は、猛烈にアルバイトを、し始めます(笑)
その彼女に、家庭教師の口や、塾講師のバイトを、紹介してもらったりもしました。
彼女は色々と、顔も広かったのです。
親から呆れられるほど、毎日アルバイトをしていました。
時代はバブルで、私に味方してくれました。
今はもう、ああいう好条件のアルバイトは、ないだろうなと思います。
大学の講義は、月曜から土曜まで(土曜は半ドン)。
片道1時間半かけて、キャンパスまで通いました。
週のうち、5日はアルバイト。
唯一の休みが、日曜日でしたが、もうクタクタでした(^ ^;)
それでも若かったから、なんとかなったのでしょうね。
あの時、必死で英語をやりながら、アルバイトして留学費用を貯めた日々は、
大変だったけれど、今となっては良い思い出だし、あの時に踏ん張ってよかったと、しみじみ思います。
そしてその後、大学4年となった年に、1年間休学して、私は念願のアメリカ留学へと、旅立ちました。
留学するにあたり、TOEFLを初めて受けました。
ネットも何もない時代です。
色んなことが、手探り状態でした。
次回、留学中に気付いたこと、留学したことで変わったこと、そしてここが大きなポイントですが、
英語(外国語)を習得する、という意味において、留学の対費用効果はどうなのか、
国内で勉強するのと、何が違うのか、といったお話を、したいと思います。
お楽しみに♪
★英語は音とリズムが命
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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私は昭和24年生まれの団塊の世代です。退職して世界を旅行しています。現在は、カナダのトロントに滞在中です。9月にはモントリオール、10月以降はアメリカに2~3カ月滞在のようです。そんな訳で英語のニュースを見ているのですが、聴解がほとんどできません。ドラマや映画はまったく歯が立ちません。そんな訳で、あなたのユーチューブにたどり着き、感心して見ています。授業料無料でいい講義を聴かせていただいているので恐縮です。このブログも昨日から拝見して興味を持ちました。ただ、脳生理学的にいうと、10~12歳以降に外国語に触れ始めても、母語に反応するように設計された脳の組織は、一種のソフトですが、その臨界期以前に固まってしまうので、母語にない音素を外国語の中で決まった音素として認識できないという仮説があり、私はこの仮説は正しいと思っている者です。具体的に言うと、英語における「r」と「l」の区別を日本語ネイティブは生理的に出来ないと言うことです。それは曖昧母音のシュワにも、他の音素にも当てはまります。それで、お伺いしたいのは、あなたのメンターだった高校時代に交換留学生としてアメリカに滞在した人は、その後どうなっているでしょうか。彼女はアメリカの普通のテレビドラマや映画が字幕なしで理解できるのでしょうか。
私の考えでは、現在はあなたの方が聴解力が上なのではないかと思います。いかがでしょうか。
山井徳行さま
コメントありがとうございます。
YouTubeも見ていただいているようで、恐縮です。
言語の臨界期説については、私も概ね正しいのではと思います。
スポーツもそうですが、オリンピックに出る選手はみな、10歳までにその競技を始めていますし、バレエも音楽もそうですね。
ただ、これも個人差があるのと、その後の環境によってまた変わるのでは、とも思っています。
Rの音は生後1年未満で聞けなくなるという説もあるようですね。
音に関しては、日本語は種類が少ないので外国語を習得する上でかなりハンデがあると思います。
私のメンターだった彼女は卒業後米系コンサル会社に就職したというところまでしか知りません。
今ごろどうしてるのでしょうか・・・