イングリッシュブートキャンプ:由美です。

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★英語はフレーズで覚えよう

表題の、「その手は食わないよ」ですが、英語でスッと出てきますか?
そんな手には、乗らないよ。
引っかかりませんよ、というニュアンスの、慣用句です。

英語に限らず、第二言語習得において重要なのが、いわゆるフレーズの知識。
単語だけ知っていても、フレーズを知らないと、意味を理解することはできません。
これは例えば、コリケーション(collocation)と呼ばれるものだったり、イディオムと呼ばれたり。
チャンクと言うこともあります。
いわゆる、ひとかたまりで、一つの意味をなすものです。

たとえば、kind of like というフレーズ。
kindは形容詞だと、「親切な」
名詞だと、「種類」です。
けれどもそれだけだと、この“kind of like”というフレーズを、理解したことにはなりません。
これは、「~みたいなもの」という意味の、慣用句です。

It’s kind of like Shakespeare in 21st century.
いわば21世紀のシェイクスピアってわけさ。

というように、頻繁に使います。
発音は、カナライク。
カインドオブライクでは、ありません。
チャンクは、発音ごと覚えないと、聞き取ることはできません。

★フレーズは丸ごと覚えよう

話を、「その手は食わないよ」に、戻しましょう。

I’m not falling for that(it).

しょっちゅう使います。
fall for で、~に惚れる、好きになる、という意味もあります。

He’s fallen for her. あいつ、彼女に惚れちゃったね。

というように使います。
fall という動詞は、落ちるという意味がありますね。
~に向かって落ちる、ということで、恋愛のニュアンスでも使われるんですね。
トリックに対して落ちる場合も、あるわけです。
どちらも頻出ですので、両方とも覚えておきましょう。

知らないフレーズは、とにかく丸飲みするように、覚えること。
フレーズの数と英語力は、比例すると言っても、過言ではありません。
どんどん覚えて、使っていきましょうね。

★英語は音とリズムが命

言葉は音が命です。
発音は、ルールがあります。
文法にルールがあるように、発音もルールを知らないと、聞くことも話すこともできません。

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