イングリッシュブートキャンプ:由美です。
突然ですが、「脳内カタカナ汚染度チェック」に、挑戦してみましょう。
なぜリスニングが苦手なのか、ネイティブに聞き返されるのか、原因が判明しますよ。
ローマ字と英語(アルファベット)は違います!
あたり前のことですが、ローマ字はアルファベット(英語)ではありません。
けれども私たちは、アルファベットを習う前に、先にローマ字を習ってしまうのです。
これはもう、日本で普通の教育を受けてしまうと、どうすることもできません。
この時に私たちの柔らかい脳には、ローマ字がインプットされてしまうんです。
そしてそれは、その後に英語(アルファベット)を習う時に、大きな障害となります。
英語を流暢に話す人に、共通していることがあります。
それは、ローマ字を忘れているということです。
いわゆる小学校で習ったあの、ローマ字です。
あれが頭の中に残っていると、英語の音を正しく理解することができません。
いつまで経っても、英語をローマ字(つまりカタカナ)と、結びつけてしまうからです。
そこで今日は、あなたの脳内カタカナ汚染度チェックを、してみたいと思います。
2分もあればできるので、ぜひ試してみてください。
簡単です。
次の単語を見て、アルファベットは日本語に、日本語はアルファベットに書き換えるだけ。
すべて日本語です。
単純に書き換えるだけですよ。
ではどうぞ♪
tyatora
三銃士
おっちょこちょい
こうじ(男性の名前)
sattyuuzai
はい、どうでしょうか。
2分もあればできる、と書きましたが、実際にもっと時間がかかった人も、いるのでは?
まず、アルファベットを日本語に書き換える、という方を先に見てみましょう。
tyatoraという単語。
これをすぐに読めた人は、カタカナ汚染度がかなり高いです。
逆にこれを見て、一瞬何なのかわからず首をひねってしまった人は、英語脳です。
これ、いわゆるローマ字読みだと、「茶トラ」と読むんです。
すぐ読めたわ、という人はいまだに英語を、ローマ字読みしているということ。
アルファベットを英語ではなく、ローマ字として捉えているということなんです。
これを「タイァトゥラってなんだろう」と、真剣に考えた人は、英語脳に切り替わっています。
同じく、sattyuuzaiも瞬時に読めなかった人は、英語脳。
一瞬にして「殺虫剤」と読めてしまった人は、ローマ字脳です。
では残りの日本語⇒アルファベット表記に、移りましょう。
これらの日本語を、sanjushi(またはsanjuushi)、occhokochoi(またはocchocochoi)、
Kojiと書いた人は英語脳。
sanjyuusi(またはsanjyuushi)、ottyokotyoi、Kouji、Kouziと書いた人は、ローマ字脳です。
キーボードを打つ時(ローマ字変換)、ちゃ・ちゅ・ちょを“tya, tyu, tyo”と打っている人。
しゃ・しゅ・しょを“sya, syu, syo”、じゃ・じゅ・じょを“jya, jyu, jyo”と打っている人は、今後は英語式に修正しましょう。
それぞれ、“cha, chu, cho” “sha, shu, sho” “ja, ju, jo”と打つようにしましょう。
日本語の「し」を“si”と打つのも、やめましょう。
「し」は“shi”と打つように、心がけてください。
また、「つ」も“tu”ではなく、“tsu”と打つようにしてください。
頭の中からローマ字を完全に追い出すためにも、面倒がらず矯正しましょう。
人は目から入る情報を優先する
これは脳科学でも研究発表があるのですが、人は耳から入る情報より、目から入る情報を優先する傾向が強いのだそうです。
つまり、いくら言葉を聞いていたとしても、目に入ってくる文字のほうを優先してしまう。
ローマ字を目にし続けていると、英語の音を認識するのに大きな邪魔となります。
自分の名前を書く時、こういったローマ字は使いませんね?
たとえば、「あつし」という名前の英語表記は、Atusiではなく、Atsushiです。
Atusiと表記すると、パスポート申請ができません。
「たちつてと」を“ta ti tu te to”ではなく、“ta chi tsu te to”と表記すること。
これを心がけるだけで、頭の中からカタカナを追い出すことができます。
ほんのちょっとしたことですが、気を付けるのと付けないのとでは、大違いなのです。
ぜひ、やってみてくださいね。
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こんにちは。これ面白いですね。
茶トラってわかりませんでした。
そこでつまづき、時間オーバー。
改めて書いてみるって大事ですね。
もうキーボード打つのは
意識してないので。。。
Chicaさん
英語脳の人はまず100%、tyatoraは読めません。
私も読めませんでした。
最近はスマホが主流になったため、キーボードを打つ人も減っているそうですが、
ほとんどの人はローマ字変換してると思います。
私より上世代だと、和文タイプを習っていた人もいますが。
なので、タイピングの時に矯正することで、少しでもローマ字脳を
矯正することができると思います。