英語は楽をしてはマスターなどできない。
当たり前のことです。
考えてもみてください。苦労せずにサーフィンができるようになりますか。テニスができるようになりますか。何度も失敗し、それでも続けることでまともに板に乗ることができるようになり、ゲームを楽しめるようになるわけです。楽器にしても同じです。ギターの場合は、コードを覚え、指の位置を覚え、押えては音を出す練習をする。ピアノなら、退屈な運指を覚えるところからスタートして、半年後やっと1曲弾けるようになる。その労力を惜しんでいては、まともにプレイできるようになど決してなりません。
語学もまったく同じなのです。退屈に思えても、それをひたすら繰り返し練習することが重要で、それを怠る限り何年、何十年続けても一生マスターすることなどできません。あなたが語学の天才でない限りは。まずは、中学英語の文法書を1冊、そして基本英単語集を1冊購入しましょう。それを、何度も口に出して覚えます。単語、例文、すべて丸暗記します。百人一首の和歌のように、最初の数文字を聞いただけで全部スラスラ出てくる、そのくらいまで口に出して練習するのです。それが、初級者には一番有効な学習方法です。
あるバレリーナが言っていました。
バレエの基本は、小さな積み木を積み重ねていくようなものだと。そこに少しでもズレがあると、最初のうちは大丈夫でも積み木がどんどん高くなっていくにつれバランスが取れなくなり、いずれ積み木は崩壊してしまう。だから、基本がとても大切なのだと。基本がズレていては、取り返しがつかなくなると。
これは英語にも当てはまると思います。基本ができていないと、いつまでもブロークンなまま、なんとか通じる程度にしか上達しません。それでもいいという人にはもう何も言いません。けれども、今あなたの英語レベルが中級以下であるならば、まずは基本からスタートすることを心がけてみてください。試合に出るのはまだ先のお話です。柔軟やランニング、素振りといった基礎体力作りからスタートするのです。
今後、このブログでは初級者向けの学習のポイントを紹介していきます。
それでは今回はこの辺でパー
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