イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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エルモやクッキーモンスター、ビッグバードなど個性豊かなキャラクターが魅力の、セサミストリート。
このセサミストリートは、実はいわゆる子供向け教育番組ではないというのを、ご存知ですか。
あ、もちろん、子供向けの教育番組でもあるんですよ、一応。
けれども、そのほかにアメリカ特有の事情を汲んだ配慮と言いますが、別の意図もある番組なんですね。
それはなんでしょう?というのが、クイズの内容でした(って、いつからクイズになったのか 笑)
答えは、アメリカの移民向けに作られている、ということです。
今も昔もアメリカには移民が後を絶ちません。
というより、アメリカという国自体が、移民国家なわけですから。
で、そういった移民の場合、いわゆる一世と呼ばれる人たちは、外国からひと旗挙げようと、または政情不安などから、アメリカに流れてきた人たちです。
すでにみんな成人していますね。
でも、生活がかかっていますから、必死で言葉(英語)を覚えるわけです。
言葉が話せないと、仕事にもありつけませんから。
そんなこんなで、移民の人たちは会話はなんとかなるんですね。
ところが、読み書きがいまひとつ・・・早い話が文盲に近い人も少なくない。
そういった人たち向けに、英語のスペルやアメリカの文化なんかを紹介する、という意図がセサミストリートにはあるわけです。
もう一つ、セサミストリートが、日本の幼児番組と違う優れた点は、子供相手だからといって、大人がおかしな喋り方をしたりしないことです(笑)
「はぁ~い、いいですかぁ~?おにいさんといっしょに、うたいましょおおおおうう」
みたいな話し方は、絶対にしません。
マペットや歌が出てきて、子供が飽きない配慮はなされていますが、飽くまでも、目線は対等。
これって、見ていて気持ちがいいんですよ。
では、なぜセサミのスキットは、日本人の成人学習者には向いていないのでしょう。
答えは明白です。
セサミの内容を理解するには、アメリカ文化や様々な背景に関する知識が必要だということ。
そういった知識がないまま、いたずらにスキットを見るだけでは英語力はつかない。
初級レベルの学習者が、いきなり海外ドラマを字幕なしで観るのと同じで、ついていけずに途中で挫折する可能性が高いのです。
しかも、児童番組だから易しいはずだ、と思い込んでいる分、聴き取れなかった時の精神的なダメージは大きく、モチベーションが下がりかねません。
また、マペットたちは、ちょっと特殊な喋り方をします。
人間ではないわけですからね(^ ^;)
ただでさえ初級者は聴き取りに四苦八苦するのに、マペットの英語などさらに聴き取れないはずで、これは上級者以外は手を出さないほうが無難なのです。
言葉は文化と密接な関係があります。
切っても切れない腐れ縁のようなものです。
たとえば、ガレージセールというものを知らないのに、ガレージセールに関するやりとりを聴いても理解できないでしょう?
まずは、レベルに合った教材や学習法を選ぶこと。
これはとても重要なことで、意外と多くの方がつまづいている点です。
自分に合った学習法とは何か。
もう一度考えてみてはいかがでしょう?
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中学では英語が得意だった私も、セサミの英語は聞き取れないこともあり、難しいと感じたのを覚えています。
今でも、エルモのあのしゃべり方は最初何を言っているのか分からない時もあります。よく聞くとすっごく簡単なことを言っていたりして。。。
その点、数か月前までテレビ東京で放映されていた、DORA the explorerは分かりやすくて、2歳だった娘もどっぷりハマりました!
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>shopaholic mommyさん
そうなんですよね。
セサミは人種問題を考慮してあえて色んなアクセントを入れてきたり、
初級者には難しいと思います。
エルモやビッグバードといったマペットたちはみな幼児という設定なので、
話し方が舌足らずで聴き取りにくいはずです。
テレ東のDORA the explorer、チェックしてみますね!
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Me like your blog. Me want cookie.
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>アメリカから教えているスカイプ英会話講師さん
Thanx 4 ur comment, cookie monster, lol.
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お久しぶりです。私も確か小学2年生の夏休み頃に初めてセサミ・ストリートを見て、大人と子供が対等に話していることとか、ちょっとしたことをすごく楽しそうに表現したりしているのを見て、好きになりました。セサミの中で見る、多様な人から成る、コミュニティーのごったまぜ感
覚が、それ以降ずっと好きできています。
でも、あの番組が移民向けにも作られていたとは知りませんでした。なるほど、と思いました。
今、移民の人達に向けて英語を教えていますが、大人になってから文字(アルファベット)を習得しようというのは、ほんとに難しそうです。あんまり「識字教育、識字教育」とばかり、言いたくない部分もあるのですが、生徒さん達の識字力を見る類の標準テストを実施して、その向上具合を、プログラムのためにお金を出している州政府がチェックするので、力を入れないといけません。(~_~;)
先日、40台中盤のヒスパニック系の生徒に、いつアメリカに移住してきたのか聞いてみました。彼が6人の子供を育て上げたのは知っていましたが、まだまだアルファベットの子音も完全ではないので、6,7年ぐらい前に移り住んだのかと思っていました。ところが、答えは1989年でした。いくら母国で学校教育を全く受けていないとはいっても、20年以上アメリカにいたら、子音が大体どういう音を表すのかは身についているだろう、という考えが、私にはあったわけですね。でも、現実的には、身に着けないまま過ごしてきています。勿論、彼以外にも、在米24,5年になるけど全く英語を話せないというヒスパニック系やアジア系にも出会ってきましたが、何か久々にショックを受けました。
アジア某地域からの難民の人達が、英語の文字を身につけるのも、一筋縄ではいきません・・・・。(-_-;)文字と音の一致がなかなか出来ないので、6文字ほどの自分の名前でさえ、時々間違えて書いてます・・。
あぁ、何か愚痴ばかり書いてしまいました、すみません。はい、非常にstruggleしております昨今です・・。
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>dezizさん
お久しぶりです、コメントありがとうございます☆
私が、NHKなんかで放送されている日本の幼児番組が好きになれないのは、
あの不自然な子供への態度なんですね。
普通に話せばいいのに、といつも思ってしまいます。
その点、セサミストリートは見ていて気持ちがいいんですよ。
アメリカの移民問題はいろいろありますね。
ヒスパニック系の人たちは、確かにスペイン語しか話さない人がいますね。
昔LAに旅行した時、モーテルのベッドメイクの女性がスペイン語しか話さなくて驚きました。
「Hola!」と言われて、「Hola!」と挨拶を返したら、
そのままドドーッとスパニッシュで話しかけられました(^_^;)
カリフォルニアなんかは、バスのアナウンスもスペイン語だったりしますしね。
普通に、バイリンガル、マルチリンガルに育つ人もいるんですけどねぇ・・・