イングリッシュブートキャンプ:由美です。
ヤラセという言葉、テレビのバラエティー番組や報道番組でよく耳にしますが、英語にもこの言い回しはあります。
いくつか表現がありますが、わかるかな?
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ヤラセと八百長ってどう違うの?
ヤラセという言葉は、結構最近になって、定着したような気がします。
私が若い頃は、あまり聞いたことがなかったような・・・おそらく一種の“業界用語”だったんじゃないでしょうか。
また、似たような言い回しに、“八百長”というのがありますね。
こちらは主に、相撲やスポーツの試合などで使われるものですが、これはかなり古くからある言葉だと思います。
ヤラセの定義はこうです。
マス・コミュニケーションにおいて,過度な演出・演技などによって虚偽の事実を表現しているにもかかわらず,それを隠し,あたかも事実に即しているかのようにみせること。
まあ、早い話が、まるでノンフィクションかのように見せかけて、実は最初から作られたものだったというパターンですね。
それに対して、スポーツなどであらかじめお金をもらって、わざと負けるのが八百長です。
こちらは英語では、
fixed
と言います。
他にも、setup とも言います。
このsetupというのは、ヤラセという意味でも使われます。
あらかじめセットされているから、ヤラセというわけです。
I think it’s all setup. 全部やらせでしょ。
みたいに使います。
他にも、
staged
という表現があります。
こちらは読んで字のごとく、舞台上の、つまり現実ではなくお芝居の、という意味です。
あらかじめ脚本があって、お芝居のように人が動く。
だからヤラセなわけです。
脚本といえば、script、というわけで、
scripted
という言い方もします。
筋書きがある、ということですね。
もっと単純に、fake という言い方もします。
こちらも最近では、フェイクと日本語でも言うようになりました。
偽物の、という意味の元々はスラングでしたが、今では普通に使われる単語です。
サクラを英語で言うと?
ヤラセといえばサクラがつきもの。
サクラとは、偽物の客のことです。
これも元は俗語でした。
語源を色々調べてみると、どうやら露天商の言葉が由来のようです。
露天商って、今の若い人はピンとこないかな(笑)
道端でモノを売っている人って、今の時代あまり見かけなくなりましたから。
たとえば、新しくできたお店に、行列ができていたとします。
すると「なんだろう・・・人気の店なのかな」と思って、つられて並ぶ人がでてきますよね?
でも実際は、並んでいる人たちはみな、お金をもらってやっているサクラなわけです。
こういうのは今でも、結構よくある商売方法です。
今風で言うと、ステマのことですね。
ステマに関しては、以前こちらの記事で説明しました⇒ステマってなに?
これ、元は英語なんですよ、知っていましたか?
さて、お話をサクラに戻しましょう。
英語にもスラングがあります。
shill
と言います。
オークションなどで、値を釣り上げるために入札する人のことは、shill bidderと言います。
これも知っておくといいかもしれません。
まあ、あまり使うことはないかもしれないですが(^ ^;)
以上、ヤラセとサクラについて、でした♪
英語は音とリズムが命
語学の基本は発音にあります。
音が聞き取れないと、いくら単語や構文を覚えても、使えるようにはなりません。
英語は日本語と比べて、音の種類が多いのです。
まずは、正確に発音できるようになることが、英語をマスターする一番の近道です。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、25年以上にわたり述べ5,000人に発音矯正を行ってきたYumiが、独自に開発した日本人による日本時のための英語発音教材です。
英語の基本発声である喉の開き方から、個々の子音や母音はもちろんリエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるようにまとめられています。
《収録内容》テキスト102ページ(PDFファイル)
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YOU TUBE で偶然yumiさんのことを知りました。
【r】を巻き舌で発音するのは「なんちゃってR」と名付けられたのは傑作です(笑)。
2004年に、ある発音の本で【r】は巻き舌ではないと知り、以後わたしの生徒(高校生)にも説明してきました。
しかし舌を引いて後部を上奥歯にあてるというのは、高校生には至難の業のようです。
トレーニング以外に方法はないと思っていますが、なにせ授業だけでは時間に限りがあります。
卒業後に英語が必要になったとき、発音の基礎を思い出してもらえればと思って教えています。
今後もご活躍ください。
kenさん
コメントありがとうございます。
「なんちゃってR」は、それ自体はネイティブにも通じるんですよ。
ただし、本当のRが発音できないと、ネイティブのRが聞き取れないんです。
Rを巻き舌という考え方が流布しまったのは、説明文(日本語)からくる誤解だと思います。
舌の後部を奥に引き、舌先が少し丸くなる、という説明をしていることが多いのですが、
この「舌先が丸くなる」というのが、舌を巻くという印象に転じたのだと思われます。
舌の根元を引くのは、顎の力や筋力が必要なので大変ですが、おっしゃるとおり、
トレーニングしかないでしょうね。
腹筋と同じで、毎日少しずつやればできるようになります。
生徒さんにも、ぜひそうアドバイスして差し上げてください(^O^)